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鶏解体備忘録(9月24日開催)

鶏解体ワークショップ、無事終わりました。



自分は前回に引き続き、精肉を担当しました。

自己満ですが、今回は問題なく出来たかなと思います。

手順ごとに、一から丁寧に説明する前回のやり方から、簡単に口頭説明→デモストレーションという方法にしたところ、相手もそれほど戸惑うことなく実践しやすくなっていたのかなと思ってます。



今回の参加者ですが、大学生3人、高校生1人の4人が参加してくれました。

絵本を描いてる人、教育に携わってる人、狩猟免許を持ってる人、千葉で狩猟に関わってる人など、四人四色の方々でした。

各々でこのワークショップに対する思いや目的などは異なっていたと思いますが、全員が真剣に向き合っていた印象です。

もちろん、これまで参加してくれた方々も真剣に取り組んでいましたが、学生ノリの悪影響が出ることもなく、いい意味で独立している人たちだと思いました。



前回同様、屠殺の場面では沈黙がありました。

この前も書きましたが、個人的にはあの瞬間が1番好きです。

言葉が出ない、出そうとしても言語化できない。

そのような感覚になるのは、参加者もそうですが、何回も解体している僕たちも同じ気持ちになります。



最後の感想共有で、「自分の手で命を食べ物にしたことで責任が芽生えた」という参加者の言葉が印象的でした。

この言葉を聞くと、開催側としてはすごくやりがいを感じます。

受け取り方やそこからのアウトプット方法に正解はありません。

でも、このように感じてくれる人が増えると、こちら側の目的が順調に果たされていることが再確認できるので嬉しいです。



次回以降、新たな鶏解体ワークショップの形を模索していく予定です。

まだ具体化されてませんが、このような機会を受けられるためのハードルを下げられるような形にしていけたらと、思います。



参加してくれた4名の方々、本当にありがとうございました。

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