白米、小麦などの糖質が、贅沢品になってしまった。かも知れない。
最近、ランチを会社からすぐそばにある蕎麦屋で済ませることが多くなりました。
ほどほどの年齢になってきて蕎麦の美味しさにようやく気がついたというのが最大の理由ですが、水分と塩分が同時に摂れること、夏には涼しく冬には暖まれることも足繁く通う動機になっています。天ぷらや揚げ玉で油分も補給できるし、満足度が非常に、非常に高い。
そしてなんと言っても、罪悪感の少なさだよね。
ラーメンや、小麦粉を使った王道カレーを食べちゃった後の、あの背徳感を感じることなくお腹を満たすことができるのです。
40歳を超えると、普通にしてれば腹囲はどんどん成長します。20代の頃には想像できないほどの勢いです。
僕は基本的に1日2食しか食べません。もちろん夜の炭水化物はカットし、ランチには先述の蕎麦か、コンビニのタンパク質多めのサンドイッチなどで済ませます。しかしたまーに、2週間に一度くらい、ガッツリしたランチを食べてしまうことがあるのです。
ココイチのカレー、次郎インスパイアラーメン、日乃屋カレー、吉牛、カレーうどん、あんかけパスタ、ふつうのパスタ、やよい軒の定食、かき揚げ丼、などなど。。。
ウチのオフィスの周りには糖質の暴力と呼べるほどのお店が軒を並べているのです。まあ普通のオフィス街って感じだけど。これ、(特に女性にとっては)結構しんどい選択肢ですよねー。毎日これは厳しいでしょう。だって自分も厳しいもの。
でも、糖質の暴力的フードをむっっっっっしょーに食べたくなるとき、あるよね?
毎日コンビニはいやだし、かといってずーっと蕎麦もさすがにちょっとアクセントつけたくなるし。
迷って迷って、でも食べたい。そもそも人間は安定的にカロリーを効率よく摂取できる食べ物(=炭水化物)を求める生き物だし、これには抗い難い。でも太る。そして眠くなる。でもでも、それらを諦めるとしたら蕎麦か、コンビニのパンだ。毎日はつらい。
こういう逡巡をめぐらした末、たまに蕎麦以外の糖質暴力フードを食べに行くことになります。そして食べて、ちょっと背徳感を感じて、しばらく食べられないなーって思う。
これってすごいことじゃないですか?
ラーメン食うのにどんだけ心的コストかけてんのよ。かかるお金はそれほど変わらないけど、ある意味贅沢感が半端ない。たまにしか食べられない高級料理っぽい。
昔は白米って贅沢〜!みたいな時代があったっぽくて、その次に白米って効率よく美味しく腹持ち良くカロリー摂取できるよねーとなり、そして糖質オフの風潮で敬遠されて、その流れでいま白米、超贅沢品に帰ってきた感(自分の中で)。
「今日は、ごはんたっぷり食べちゃうわー」
みたいな。ご褒美感。人間の進化心理ってすごい。塩も一緒だよね。
もう昔のひとたち求めすぎてて、それが脳髄にこびりついてて、もうすっかり飽食の時代となった今でも糖質と塩を求めちゃう僕たち。
今日はガッツリココイチ食べちゃったので、しばらくは蕎麦とタンパク質多めパンで過ごします。
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