見出し画像

ホリエモンやMZが日本に必要な理由

結論から言うと日本には堀江貴文さんや前澤友作さんのような、資本主義に囚われず文化創造や多様な生き方をする人がもっと増えないと日本はヤバいという話です。

オリンピックを見てても思うのが稼げないけど文化を作る人たちが如何に大切かということ。スポーツで競う選手の皆さんの顔付きって心を動かすし、物凄い感動を与えるパワーがある。普段は日本人とか気にしないけど妙に熱くなる。でもその熱ってオリンピック中だけなんですよね。金メダリストでさえ引退後に食べていくのが大変な人も沢山いる。スポーツ選手のセカンドキャリアって大きな課題だけど、スポーツに限らずアートにせよ教育にせよ、文化形成を携わる人たちは活動が必ずしもお金と直結しない。常にスポンサーが必要で、日本に限っては寄付文化が弱いこともあり、むしろお金の匂いが見えた途端に文化活動というよりも経済活動と言われ嫌煙されてしまう。

そんな中で世界では二極化が進み、行き過ぎた資本主義が起業家に問いかけているように感じています。もう少し多様な生き方があっても良いのではないか、ということ。そんな中でとても素晴らしいニュース。

そもそも会社も個人もお金というのは稼げば稼いだだけ幸福になるものではなく、一定以上からはインフレしてただの数字遊びになっていきます。その割に没入感が強いため他の大切な事を忘れ、自己中心的でまともな感情を失い数字だけを追い続ける。人付き合い含め“全ての物差しは数字”に。いくら儲かっただの、過去最高だの定量的な話ばかりが主役になってきます。格差の拡がりも相まって感覚は更に麻痺している印象です。

もちろん若い経営者はまず資本形成を考えるべきだと思います。ただ生きていく以上のお金を稼いだ後の人の人生は金や社会に囚われず、自分の生きたい人生を描くべきかもしれません。そもそもユニークな個はいくら増えても良いですが、会社は大きくなればなるほどどこも似たような存在になっていくわけです。その点でも既に巨額の富を築き上げた起業家はその大きな会社を引退してもっと文化創造や全く新しいイノベーションにイチから挑戦すべきでは無いかと思うんです。引退しなくても自分の会社でもそれはやれる、と言いたいところですが日本の上場企業ではそれはぶっちゃけ無理でしょう。。起業した時のように忖度や社会に囚われる事なく自分が信じる道を創り出す。そこに本当の起業家としてのセカンドステージがあるように感じます。そもそも大きな会社であればあるほど仕組みがしっかりしていますから、本当は創業者やトップが離れても全然大丈夫。AppleにしてもGoogleにしてもMicrosoftにしてもむしろ創業者が離れてからの方が成長していますよね。創業者が居ないと会社がダメになる説は小さな会社だけ。大きな会社にはハマりませんね。
海外ではベゾスにせよ、イーロンマスクにせよ、この傾向が強まっているように感じるのですが、日本では堀江さんと前澤さんくらいしかそういう人物が居ない。堀江さんは新しい働き方、新しい産業(ロケット)に全てを突っ込んでいるし、前澤さんは日本に根付かなかった寄付文化を作ろうと巨額の私財を投じている。もう少しこのレイヤーが増えてこないと新たな文化も先進教育も日本から生まれないように感じます。文化も教育もリターンまでが遠過ぎて鋭利目的じゃ続けられないですからね。。インフレされた中で、資本家だけにリターンのある自分の会社を更に大きくする事よりも、世界に誇れる先進文化を創り出せる人たちが今の資本主義時代には必要だと感じます。きっと今の成功した起業家たちが本気でやったら凄い事になりそうな気がするんですよね。アメリカがまさにそうですもんね... もちろん水面下でやられている方も多いと思いますが、水面下では本当の力は出せてないはずなんです。起業家は自分の口で当事者として発するから強いんですから。

ちなみに私のアーティスト活動も実はそういう気持ちでやってたりします。またその話は追って😎

【NEW RELEASE】-『東京』- 
東京オリンピックの開催を記念し、「東京を世界に誇れる都市にしたい」という想いを込めた曲で、ホリエモン&CEOセオ「TOKYO」のアコースティックスタイルのリミックスバージョン

◆CEO Official HP

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?