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用法・用量の話(ポメラ日記9日目)

最近、鼻がムズムズしたり、目がかゆくなったりすることが増えた。「これはもしや…?」と思い、アレルギー検査をしてきた。

アレルギー検査は、結果が分かるまで1週間程度時間がかかる。なんのアレルギーかはまだ分からないが、お試しに2週間分の薬を処方してもらい、様子を見ることにした。

薬の種類は、飲み薬と目薬と点鼻薬だ。点鼻薬の処方は生まれて初めてだったので、薬剤師さんの説明をしっかり聞いて、同封された説明書もよく読んでから使った。点鼻薬を使うときに毎回迷うのが、「どのくらい奥まで鼻にノズルを突っ込んだらいいのか」だ。入り口付近だと奥まで薬が行き渡らない気がするし、かといってあまり奥だと鼻がツンとして痛い。説明書に描いてあるイラストを見ても、いまだに加減が分からないままだ。毎日朝と晩に1回ずつ、何日か使い続けたある日、ある疑問が頭に浮かんだ。
「点鼻薬ってこんなに垂れるっけ?」
鼻に噴霧したあと、鼻水のように垂れてくるようになったのだ。もったいないと思いつつ、ティッシュで受け止めざるを得なくなった。使い方を間違えていないだろうかと、今一度説明書を見たところ、「1日1回2噴霧」と書いてあった。
ここでいろいろ間違えていたことに気づく。まず、1日2回と思っていたのが1回だった。それに、2噴霧は左右の鼻の穴に2回なので、計4回噴霧すればよいところ、なぜかわたしは左右2回ずつをを2回、計8回噴霧していた。あんなに注意深く読んだはずなのに、2回という単語が一人歩きして、本来の用量の倍を摂取していた。そりゃは垂れるわ。

お薬は、用法・用量を守って使いましょう。

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