海好きフリーランスの移住体験@北海道東川町
「更新はしない。」
なぜかそう直感的に判断していた。
2021年の冬、コロナが蔓延してもうすぐ1年というころ、
渋谷のド真ん中にあったわたしの家に、部屋の更新案内が届いた。
コレクティブハウスの1室で、とても居心地はよかったのに。
引越し先を考え始めたのはそれからのこと。
台湾、沖縄、具体的な候補はあったものの、コロナもあり進まず。
ジリジリした気持ちで次の場所を探していたとき、
偶然、”School for life Compath”という北海道東川町にある人生の学校が、
ミドルコース(1ヶ月コース)を立ち上げると知った。
”非日常”へのワープ
正直なところ、コースの中身はよくわからなかった。笑
でも、1ヶ月単位で出国と帰国を繰り返していたわたしとしては、
じっとしているのがもう限界だった。
結局のところ、理由をつけて”非日常”へワープできればよかったのだ。笑
参加することへの不安はもちろんあった。
わたしにも仕事がある。笑
仕事を持ちながら参加したいという人のために、
参考までにわたしの東川での生活をご紹介したい。
仕事とプログラムの割合
持ってきた仕事量: 通常の30%程度
(東京脱出時に)オフラインの仕事をやめた: ー50%
コース中に締切が来そうなタスクを先に終わらせる: ー20%
プログラム参加率: 95%
どうしても調整不可な会議に出席し半日欠席: ー 5%
ざっくり言うとこんな感じ。
平日は大体15時半にプログラムが終わり、
休日も週2日確保されているので、
プログラムと仕事を両立させてなお、余暇を過ごすこともできた^^
むしろ、仕事以外の1つ1つの時間を大切にしたかったから、
限られた時間で仕事を終わらせることができていた気がする。笑
意外とビビリなので、結構思い切って仕事を減らしたけれど、
仮に8時間×5日/週を基準として、50%に減らせれば、
余暇も含めて十分に楽しめるように思う^^
※そもそも、コースに申し込んだからといって、
全プログラムに参加する必要はありません
都会へのリエントリー
数日ではなく1ヶ月暮らすことの意味は、
東川を離れてからむしろ気づかされることになった。
望まずとも入ってくる商業的かつ強い情報の数々。
目を閉じて、山と田んぼと芝生のイメージをたぐり寄せる。
「プログラム開始後1週間で、この場に慣れたなと思ってたけど、
いま思うとその先がもっとずっと深かった。」
とコメントをしていた子がいる。
まさにわたしにとってもそんな体験だった。
かめばかむほど味わい深い東川。
都会に住みながら週末は近隣の田舎でリフレッシュしている人が、
この暮らしを体験したら何を思うのか?
いろんな人の感想を聞いてみたい^^
のんびり気ままに更新します^^