Tatsuki

大学で工学を勉強しています。工学関係の記事や、普段思いついたことを記事にしています。主…

Tatsuki

大学で工学を勉強しています。工学関係の記事や、普段思いついたことを記事にしています。主に研究用・フィールドワーク用の国産観測ドローンを開発しています。

マガジン

  • 日記

    思いついたことを書き留める日記です。

  • 無人ヘリプロジェクト

    私が開発した無人ヘリのプロジェクトに関する記事です。 地球・惑星の観測システム開発から農業まで手広くやってます。

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    思いついたことを書いています。

  • 航空関連

    航空に関するニュースを取り上げ、好き勝手書いてます。

最近の記事

ドローンの開発(1)設計理論①

 私は、これまでヘリ型やマルチコプター など様々なドローンを設計・開発・運用してきました。そんな経験を踏まえ、どのように設計したらいいのか、製作方法は?操縦方法は?など、ドローンを作る上での疑問を解決するような記事にしたいと思います。ネットや本を探しても、設計理論からきちんと解説している記事はあまりないような気がしますので、誰かの参考になるように、また自分自身の勉強のために書き溜めたいと思います。 モーターの出力はどうやって決める? さて、一番迷うのが、ローターの大きさやモ

    • 誰のための研究開発?

       さてと。まあ2020年からいろいろと研究をしたりものを作ったりしているわけですが、ふと思うことがあります。「これは何の役に立つのだろう」と。 まあ、研究なんてそんなこと考えても仕方がないでわけです。最近は「無駄と思える研究にも多いに価値がある!」的な意見が多くなってきて大変良い風潮だと思います。しかし、実際には無駄と思える研究のほとんどが無駄に終わってしまうわけで、実際に活きる研究は5%くらいでしょうか?なので、「役に立つ研究を優先的に」という意見も理解できます。  最

      • 人生に行き詰まったと感じた時の思考

         突然ですが、この頃なんだか全てうまくいかない気がします。思い返せば、心臓病でもともと病弱だった私が、大学に入学したことで一人暮らしすることになり、自律神経失調症、腰の椎間板ヘルニア、胃腸炎は数え切れないほど....を経験しました。ヘルニアは完治しておらず痛い時は歩くだけで痛い時もあるほどです。そんなこんなで大学もあまり行かず....みたいな生活をしていた時もありました。そうなるともう全て悪循環な訳で、その悪循環が未だに尾を引います。  まあでも、世の中にはこれと比較になら

        • 「日本嫌い」

          「日本を抜け出してよかった」「日本はもうダメだ」「諸外国に比べて日本は遅れている」「日本は終わっている」 普段の会話、SNSなどで上記のような意見を聞くことが増えてきた。日本の労働環境、政治、教育、法律などを他国と比べては、悪点を見つけて批判する人も多く見受けられる。実は、私自身も、日本と他国を比べては日本の悪いところばかり着目し、批判していたこともあった。しかし、日本で生活してる体感として、「言われているほどなのか」と疑問をもつようになり、改めて考えてみることにした。

        ドローンの開発(1)設計理論①

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        記事

          操るということ

           操ると聞くと何を思い浮かべるだろうか。操り人形、人を操る、自由自在に操る、いろいろな操るがある。今回は、その中でも「機械を操る」ということについて考えたい。もちろん、この中には車の運転など身近なものも含む。 「操るとは何か」  何でも自分の思った通りに操れると気持ちがいい。そして、乗り物がユーザーの意志通りに操れることは安全性向上にもつながり、軍用装備が兵士の意志通りに操れることで勝率が向上する、ロボットを自在に操れれば利便性が向上する。 そもそも操るとはどういうこと

          操るということ

          自動車の作り方1

           自動車が、どのような設計思想のもと作られているか考えたことがあるだろうか。安全性はもちろん、ドライバーの意思をどのように実現するかや、快適なエンジンサウンドまで求めているメーカーも存在する。自動車の技術が日進月歩で発展していく中、連日のように悲惨な事故が報道されている。そこで今回、自動車の安全性とテクノロジーについて僕なりに考えてみた。 「自動運転にすれば事故は減る」 よくこのような主張をする人がいる。本当にそうだろうか。システムとして完成された自動運転車だけになれば、

          自動車の作り方1