ダイアナ・ウィン、と言ったらジョーンズ

ちょっと前、お付き合いを始めた友達が、馴れ初めを教えてくれた。

その時聴いていた音楽と読んでいた本が一緒で、趣味がめちゃくちゃあったとのこと。(勝手に書いてごめん....)

付き合う理由がそれだったのかはわからないけど(コロナで聞けてない)、最近じわじわと羨ましくなってきた。

わたしがこれまで読んできた本の7割、いや6割くらいは、ファンタジー児童小説だと思う。

だから9つの命を持つ魔法使いの弱点は銀食器だし、水鏡の向こうにはそっと握り返してくれるライオンの手があったし、世界には重なり合うように別の世界があるのは、ここ!テストにでます!くらいの常識だった。

だけどなぁ、これを相手に求めるのはなかなか酷なのもわかってる!

ファンタジー児童小説を好む人がいないとは言わないけど、なかなか出会わない。
且つ、さっき挙げたものを「そうそう!」となる人は今のところ出会っていない。(漫画はいるんだけどな....)

上橋菜穂子、荻原規子、村山早紀、梨木香歩、エミリー・ロッダ、カイ・マイヤー、そしてダイアナ・ウィン・ジョーンズなどなど。

貪るように読んだからこそ、誰かと共有したい!
ファンタジーはこっそり心に秘めておくことも魅力の1つだけど、東野圭吾とか村上春樹みたいに話せる人が多いのが、めちゃくちゃ羨ましい!!!!
いいなー......一緒に語ってくれる人は何処へやら。

そんな感じなので、「いつか王子さまが...」くらいの呪いかもしれないけど、

ダイアナ・ウィン、と言ったらジョーンズと言ってくれる人を待ってみたい。

P.S. 付き合った理由は、趣味があうからではないよ、と友達から連絡が来た。ということですいません。導入から間違ってしまったみたい。人のこと書く時は、やっぱり最初にちゃんと聞くべきですね。

とはいえ、趣味があう、が羨ましいのは変わらないので文章自体はこのままにしようかと思っています。書き出しの変え方が上手く分からないし、そのままにして言葉を書く時の戒めにしよう。

わざわざ本当を教えてくれた友達に感謝しています。ありがとう。
微妙な問題を言葉に書き表すことは難しいし、ニュアンスを伝えることはなかなか消耗する。その中で理由を丁寧に教えてもらえて、友達のことがまた1つしれたことが、なかなかに喜びでした。

あ、でも早く会って話したいな。

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