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2024 J2 第27節 ベガルタ仙台 vs 鹿児島ユナイテッドFC

3連勝をかけてホームに迎えるのは鹿児島。下位相手からしっかり勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。

【仙台】55分松澤→梅田、有田→中島、77分内田→工藤、相良→梅木、90+3分エロン→名願
【鹿児島】63分中原→永井、武→有田、69分広瀬→井林、渡邉→星、83分山口→稲葉

仙台は真瀬と松井が出場停止のため、内田と松下がスタメンに。また、林のコンディション不良で松澤が今季初スタメン。
鹿児島はメンバーを大きく変更。夏の補強の有田がスタメンを飾る。また、田中は古巣戦となった。

序盤、仙台は左サイドからの攻撃に活路を見出す。対して鹿児島はショートパスや、有田が裏を取ったところにロングボールを供給することでチャンスメイクしたが、試合を動かしたのは仙台。鹿児島DF陣のビルドアップのミスを有田が見逃さず、ファールをを貰うと、まずはそのFKを松下が直接狙う。そのFKで得たCKから郷家の先制点が生まれ、幸先よく先制に成功。ただ、その後はリードしていることもあってか、ボールを持たれる展開が続き、後半になってもその構図は変わらず。チャンスらしいチャンスを作れたのは75分以降。結果、この日も追加点は奪えず1-0のまま試合終了。1点差ゲームを制し続けての3連勝達成となった。

試合開始前に降った大雨の影響で、気温こそ下がったもののかなり蒸したユアスタ。両チームの動きは鈍く、なかなか強度の高い試合とはならなかった。さらに、下位ではあるがある程度ボールを持ち、相手を剥がし、いなすことを得意とする相手に苦戦。生命線のハイプレスが発動できないと、耐え続ける試合になってしまうことを露呈。ボールを持つ時間はあったが、もっとその時間を増やさないと厳しそう。
それでも、2試合連続クリーンシートは、千葉、いわきとの対戦を前に好材料。長崎の背中も少しづつ見えてきたわけだが、それは「連勝」したからこそ。ここからも、確実に勝ち点3を積めるかが分かれ道なので、先制したら2点目。2点目が取れたら3点目、という展開の試合を期待したい。

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