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2024 J2 第23節 ファジアーノ岡山 vs ベガルタ仙台

昇格争いの大一番。J2降格以降勝てていない岡山から勝利をあげることはできるか。スタメンはこちら。

【岡山】24分ルカオ→早川、65分高橋→本山、田中→木村、79分柳→柳、岩渕→齋藤
【仙台】46分オナイウ→エロン、小出→真瀬、57分工藤→長澤、69分相良→名願、84分中島→菅原

岡山は藤田がベンチ外で輪笠と竹内が中盤でコンビを組む。
仙台は本職の左サイドバックが不在な模様で知念がスタメンに。また、負傷明けの工藤が長澤に代わってスタメンとなった。

現地参戦試合。

猛暑すぎ。

序盤は蹴り合った後、岡山ペースで試合が進む。柳と高橋が積極的に高い位置を取ることにより押し込まれた結果、仙台の守備が明確でなかった点が原因か。柳のサイドで作って、逆の高橋がフリーというシーンが2度ほど。以降、オナイウが戻って対応するも、すると今度は重心が重くなり繋げなくなる。ボール保持の時間を作っても、岡山陣形の外を行き来するだけで、効果的な時間とはならなかった。32分の失点シーンはこぼれ球への反応が早かった岩渕を褒めるべきか。ただ、ここも相良と知念の間を取られているので、岡山対策は不十分だったと言わざるを得ない。

ハーフタイムに2枚替えを敢行し、交代カードを早め早めに切っていくも、決定機と言えるシーンは数えるほど。逆に、セットプレーで失点し、万事休す。台所事情が苦しいとはいえ、上位対決とは言い難い90分となってしまった。

総じて若いな、というのが改めての感想。前半の失点シーンまでは悪いなりにもやれてたのに、目に見えるのがわかるくらい各選手から前への積極性が失われてしまった。特に、そういう状況からで「仕掛け」なければならない両サイドアタッカーが、簡単にボールを下げてしまうのは非常に残念。あまり、この人達の名前を出したくはないのだが、氣田、加藤のどちらかが残っていればこうはなっていないだろうなと思うし、齋藤学の経験値はきっと役立っただろう。
いない人の名前を出すのは良くないが、それくらい「若さ」が仇となるような試合だったと感じた。

また、内田、石尾が起用できない左SBに入った知念は、次もチャンスが貰えるのだろうかというプレーに終始し、これまでスタメンを張り続けたCBの小出もビルドアップ時にミスが目立つ。
實藤が加入したとはいえ、DFラインもこのままで大丈夫なのかと言わざるを得ない出来だったため、今後の動向には注目したい。

次節もアウェイの徳島戦。猛暑が予想されるが、ここで一旦中断となるため、しっかり戦い、出し切って勝ち点3を奪いたい。

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