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2024 J2 第20節 ベガルタ仙台 vs Vファーレン長崎

後半戦初戦は、2位につける長崎を迎えてのホームゲーム。長崎相手にダブルなるか。スタメンはこちら。

【仙台】70分相良→名願、82分オナイウ→有田、中島→中山、90分長澤→松下
【長崎】75分加藤→山田、65分笠柳→松澤、エジカル→ファンマ、82分ギリェルメ→中村、ジェズス→名倉

仙台は前節から変更なし。
過密日程が続く長崎は一部メンバーを入れ替え。エジカル・ジュニオがスタメンでも、ベンチにはファンマがいる充実の陣容。

長崎の幅を取るビルドアップに対して、的を絞れずに苦戦する仙台。加えて、外国籍選手の個の力に屈し、右サイドを突破されるとクロスが小出の手に当たりPKを献上し失点。
以降も、守備がはまらない上、ボールを持ててもイージーなパスミスでボールを失い、カウンターからあわや2失点目という展開。清水戦のような腰が引けた姿勢ではなかったものの、少し長崎を見過ぎた感が強い前半を0-1で終えた。

ハーフタイムにゲキでも飛ばれさたのか、後半は打って変わって仙台のゲームに。守備では、前からしっかりコースを限定させ、ロングボールを蹴らる。強力な前線の選手たちに対して、競り合いやインターセプトで対抗できたことにより、前半より自分たちの時間を作ることに成功。55分にオナイウのクロスに郷家が合わせて同点とすると、より仙台ペースに。しかし、逆転弾が生まれてもおかしくないシーンはあったが決めきれない。それでも、後半アディショナルタイムに交代選手の活躍から最後に松下が逆転弾を叩き込み勝ったかに思えたが、ラストプレーでファンマに被弾。上位対決は2-2のドロー決着となった。

後半の戦いぶりは今後に期待を抱かせるものだったが、前半の出来は気になるところ。前節は、前半が良くて後半は相手の試合という構図だったが、90分を通してとは言わないが、60分〜70分くらいを自分たちのゲームにするためには何が必要なのか。この試合に関しては、ボールを持った時に簡単なパスミスや、選手間の意識のズレのようなものが多発し、自らボールを手放すようなシーンが多かったため、そういうシーンは減らしたい。

勝ち点2を落とした感強いものの、シーズンを通して長崎に与えた勝ち点は「1」。このチーに追いつくために必要なことは、他のチームからしっかり勝ち切ること。まずはダービーとホーム栃木戦の2試合をしっかり勝ちきり、岡山との雪辱戦へと向かいたい。

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