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2024 J2 第32節 ベガルタ仙台 vs ヴァンフォーレ甲府

前節の反省を生かし、ホームでしっかり勝ち切りたい仙台。近年は負けていない甲府から勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。

【仙台】65分中山→相良、72分鎌田→工藤、エロン→菅原、86分梅木→中島、松井→實藤
【甲府】63分ウタカ→三平、アダイウトン→宮崎、三沢→中山、76分鳥海→武富、82分関口→飯田

仙台は2トップをエロン、中山の2枚に変更。サイドには中島と郷家が入る形に。また、小出がスタメンに復帰。
甲府のスタメンは概ね予想通り。

雨の中決して良いとは言えないピッチコンディションだったが、甲府のビルドアップに対し前からはめていく仙台。刈り取れるシーンというのは少なかったが、前進させることなく、自分たちのボール保持の時間を作ると、13分に中島のパスから中山がゴールを奪い先制することに成功。以降も、甲府に与えた決定機は少なく仙台ペースで試合が進み前半を1-0で終えることに成功。

後半開始早々、右サイドで前進に成功したとこから、最後は真瀬が流し込み、早々に2-0とする理想的な展開となったが、この日は3点目が取れなかったことで大きな代償を払うことになる。
68分にCKから三平に合わせられ1点差とされると、以降は甲府の圧力を受ける形に。90分に、三平のクロスを逆サイドで荒木に合わせられ、あはや同点かというシーンを作ると、最後の最後に中山にFKを直接叩き込まれ2-2。下位相手にホーム2連戦で1勝もできない形となってしまった。

藤枝戦のような軽いプレーは見られなかったし、2点取れたので試合としては良かった部類に入る。しかし、結果的にセットプレーで2点取られてのドローなので、3点目を取って試合を決めれなかった点に目を向けざるを得ない。60分が経過した段階で2-0は非常に理想的だったので、この後を3-0にできるか、2-1にされるかの分岐点で後者になってしまった。甲府のメンバー交代後以降の圧力は確かに見応えがあったが、それが最初から発揮できないから今の順位にいるわけで、仙台としては逆にそこの差を見せつけなければならなかった。
であれば、まだまだ、力が足りないと言われていると捉え、残り6試合でその力を示すしかない。

おそらく、勝ち点60がボーダーになってくるので、まずは次節の山口、その次の秋田をしっかり叩くこと。苦戦が続き、なかなか勝ち点が積み上がらないが、これまで積み上げた勝ち点が減るわけではない。プレーオフ進出に向けて、圧倒的に優位な立場にいることに変わりはないので、顔を落とすことなく、このまま突き進んでほしい。

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