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2024 J2 第22節 ベガルタ仙台 vs 栃木SC

3試合連続ドローの後のホームゲーム。勝ち切って、昇格レースに生き残ることはできるのか。スタメンはこちら。

【仙台】73分内田→髙田、長澤→松下、オナイウ→有田、84分相良→名願、89分中島→エロン
【栃木】69分川名→黒崎、74分大島→小堀、81分南野→大森、森→大島

仙台は左サイドバック内田が今季初スタメンで、髙田がベンチスタート。
栃木は予想通り。

序盤からボールを握ることに成功した仙台。早々に相良に決定機が訪れるも、仕留められずにいると12分にFKから失点。こういう綺麗な放物線を描くボールはなかなか止められないものなのだろうか。
以降は栃木ペースで試合が進みかけたが、27分にショートカウンターから相良が決めて同点。続けて相良、さらには菅田がゴールに流し込み、僅か数分間で3得点を奪い、逆転。前半を3-1で終えることに成功。
課題だった3点目が奪えたことで、4点目、5点目を奪い、試合をクローズしたい仙台だったが、後半は完全に栃木ペース。前から奪おうと長澤、松井が出たスペースを、南野や大島に使われる。さらにワントップの宮崎を潰すことができず、いつ失点してもおかしくないシーンが多数。実際、ゴールネットが揺れたシーンもあったが、ファールで見逃され事なきを得た。最終的にはなんとか逃げ切ったものの、手放しで喜べるような勝利にはならなかった。

事故的な側面が強い1失点目は仕方ないが、サイドからのクロスへの対応はまだまだお粗末。2失点目は長崎戦の最後の失点シーンのような形だったので、まだまだ徹底が足りなさそう。
栃木が良かったとはいえ、後半の戦いぶりを見ると、厳しいと言わざるを得ない。

夏の補強第一弾として、レノファ山口より梅木の加入が発表されたが、中断明け以降、どのように彼を組み込むのか。

これで、郷家が1列降りることも可能になるため、どのような11人を送り出すのかに注目が集まる。

とはいえ、岡山、徳島の中四国2連戦は現メンバーで戦い抜かなければならない。
アウェイとはいえ、どちらにも勝ち切らなければこの先はないため、中山、エロンの奮起に期待したいところ。

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