見出し画像

2024 J2 第5節 ベガルタ仙台 vs ロアッソ熊本

仙台がホームに迎えるのは、前節大敗を喫した熊本。直近4戦4勝の相手からしっかり勝ち点3を奪えるか。スタメンはこちら。

【仙台】46分オナイウ→郷家、62分松下→長澤、相良→鎌田、79分中島→中山、87分エロン→菅原
【熊本】12分古長谷→松岡、46分藤田→三島、76分べ→大崎、84分伊藤→神代、松岡→道脇

仙台はキャンプで主力だった松下が今季初スタメンで、長澤がベンチスタート。
熊本は岩下が出場停止だが、それ以外は大方予想通り。

序盤から熊本の丁寧なビルドアップに対かなり手を焼いた仙台。2トップで、センターハーフ2枚を監査しつつ3CBにプレッシャーをかけていくが、センターハーフの豊田が剥がしたり、キーパーの田代を使ったり、前線の伊藤が降りてきたりする相手に対して有効的なプレスをかけられなかった。決定機はほぼ作らせなかったものの、自分たちの決定機も作れず後半へ。

後半は郷家が入ったことにより、多少厚みは出たものの、ゴールは遠い。長澤、鎌田を投入したあたりからさらに相手陣地でプレーする時間は増えたが、最後までゴールは奪えず2試合連続のスコアレスドロー。守備の完成度の高さは実感させるものの、攻撃の部分の課題は引き続きという結果となった。

秋田戦から中3日だったため、攻撃の部分の精度が急に上がることはない。そうなると、次節徳島戦も同じような状況になることが予想されるため、セットプレーや、個の力で相手ゴールをこじ開けなければならない。
ただ、そうやってなんとなく勝って前半戦を良い感じで終えて勘違いした結果、とんでもない思いをした2022年を思うと、今の状態は良い傾向。
失点が少なく、負けていないチームが、最後は上位にいれると信じてしばらく耐えなければならない。
徳島戦の翌週は横浜FCとのアウェイゲーム。その後はミッドウィークに愛媛、週末に藤枝と続くと、さらに山形、清水、千葉との難敵3試合を迎えるため、攻撃の部分は藤枝戦までの宿題か。

まずは3月の残り2試合でなにか形が見えると良い。


この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?