えす

17さい。

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  • ぐれーのぱーかー。

    眠りにつく前とかに、日記感覚で。

  • 至極適当な映画感想。

最近の記事

人間

昨日、華々しいコンタクトデビューを飾るため眼科へと向かうも、1時間やってもコンタクトをつけれずそのまま帰宅した。 …というごく微小で些細極まりない出来事をきっかけに、過去様々に味わってきた自身の生きることへの不器用さに改めて打ちのめされ、なぜか落胆にも似た感情がただ淀む。 あくまでも過去の出来事や直近で持ち前の自己肯定力をもって無理やりに誤魔化した己の汚点が静かに降り積もった結果であって眼科での出来事が全てというわけではないが、と言いつつも、隣で一緒にコンタクトをつける練

    • ジュラシック・ワールド / 炎の王国

      人間、やはり常に新しい刺激がほしくなる。 自分は特にその傾向が強いのかまたなんか物足りなさを感じ始め、新しく映画鑑賞という趣味を持つことにした。 他にも趣味はたくさんあるけれど、それをやるにもある程度モチベが必要になってくるのでとりあえずやる気なくても楽しめる何かというところでここはやはり映画だなと。 良い暇つぶしにもなるし、何より得られるものが大きい。やる気なくてもできる割に。 で、ひとまずAmazonプライムビデオの無料トライアルに登録して1日1作品を日課にしてい

      • 焼き鳥

        気づくといつも引きこもっている。そんな日々。 ゲームぐらいしかやることがない。 やれることはたくさんあるけれど、まぁ要するにゲームをやるぐらいのやる気しか持ち合わせていないわけだ。 ただ、延々と繰り返すことはさすがに疲れる。 やはりたまには外に出なければ。 コートを着ていきたい。 せっかく買ったのになかなか着る機会がなくてもったいないから、ただの散歩でコートを着たい。 そうなるとジャージのズボンから着替えたりしないといけない。 それがめんどうくさくていつも諦め

        • せいじん

          どうでもいいけど兄が今年で二十歳になる。 留学と被って成人式には不参加というスタイルがいかにも彼らしい。 「大人になったら自由」 よく言うけど、今の状況がもうすでに自由を極めてしまっているから、あまりそうは思えない。 寧ろ、大人になるにつれどんどん不自由になっていく気がしている。 あまり大人になることへの憧れがないのは、もしかしたらそういうことなのかもしれない。 自由を求め続けた15の夜的なのはもうない。いやもう16だけど。 大人はずるい。 そう思っていたとき

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        記事

          クリスマス

          一緒にいたいと思える相手がいるというのは、単純にものすごく素敵なことのように感じられる。 前までそんなことは思いもしなかったけれど、最近、取り分け16になってからはそんな風に景色が見える。 元々そう仕組まれているのかもしれない。 成長につれ、そういった感じ方をするように人間は作られているのかもしれない。 だとしたらなんだかとても奇妙だ。 でもそれはそれで良い。 言葉では表しにくいが、それはただ、単純に素敵なお話。 そういう意味で、クリスマスって何やかんやで良いな

          クリスマス

          コート

          新しくコートを買った。紺色のチェスターコート。 コートなんて生まれてはじめてだ。 基本的に、あまり背伸びをするということが好きではない。 等身大でいたい。ありのままでいたい。死ぬまでパーカーを着ていたい。 ただもちろんその良し悪しはものによる訳であって、そこまで大袈裟に躊躇するようなことでもないので、思いきって買ってみた。 久々にヒトカラへ行く。コートを着ていく。 やっぱりなんだか背伸びしすぎてる感じがして、鏡を5度見ぐらいする。 拭いきれぬ違和感を引き連れたま

          コート

          ぎたー

          新しく張り替えた1弦と2弦が、銀色に光って見える。 っていうよく分からない文章がふと浮かんだのでそれを書きたくなっただけ。 文字にしてみるとただただなんてことなくて、なんだかとても可笑しい。 なんの前触れもなく切れた弦。 しばらく放置してたけど、やっと張り替えた。 昔はそんなことなかったのに、最近は細々した作業がやたらと苦手だ。 もうそれはやはり、発狂せざるを得なかった。 1つのものを極めるより、色んなことができる多彩さに格好よさを感じる。 そんなお年頃。

          ぎたー

          相変わらず

          そう、相変わらず。 勉強、学校、レポート。 そういった文字が脳裏にちらつくだけで、もう頭がおかしくなりそうだ。 なにも変わってない。すべて、相変わらず。 わりかし短気なので、イラッとすることは多い。パソコンが重いときとか。 ただそんなものとは比にならないような、後を引く苛々。 そうなるともう、何もかもが気に障るようになる。 ちょっとした物音が、声が、鼓膜の奥底まで鳴り響いてくる。 昔よくあった針の体重計みたいに、物凄い勢いでストレス値が上がっていく。 もう止

          相変わらず

          びよういん

          「今日は振替休日かなにか?」 ふと、美容師が言う。 この人に髪を切ってもらうのはもう3回目ぐらいになるだろうか。 特に髪型へのこだわりはない。 髪が伸び、寝癖がすごいことになり、鬱陶しくなってきたら切る。それだけ。 小洒落たことはせず、ただいつもと同じように切ってもらえればそれでいい。 ので、同じ美容師に切ってもらった方がいいという結論に至った。 この世界では、子供が平日に外にいると、必ずと言っていいほど何か聞かれるように仕組まれている。 高校生にもなると自分

          びよういん

          日常

          ベッドの上から、ティッシュを放る。 宙を舞うその様に、どこか美しささえ感じる。 未だかつてないほどに芸術的かつ完璧な放物線を描いて、ゴミ箱へと吸い込まれていく。 気持ちよい。なんてことのない日常に隠れた快感。私は、束の間の至福に浸っていた。 しかし、ティッシュはゴミ箱のなかにあった空のティッシュ箱に当たって綺麗に跳ね返り、そして外に落ちたので、 「うw@'(わあ/€!、!?!」 ってなって、逆にテンションが上がった。 そんな1日。 今日はお絵かきしまくる1日

          訪れ

          新しく買った大きいパーカーはまだタンスの中だけど、なんだかもう冬っぽい。 特に変わりはない日々。 気づけば寝ていて、気づけば夜になっている。 また気づけば朝のほうが近くなっていて、私は2階へつづく階段を上る。 わざわざ外に出てまで日を浴びる気にはならないけど、窓に反射したその光はどこか心地よい。 冷蔵庫からコーラを取り出して、一口。 日の光にあたって黄金色に輝くペットボトルがとても美しく映った。 指の先は、ぴんと冷えている。 人はこんなときに切なくなって、こん

          ただの

          母が出掛けたので、祖母と2人。 とりあえず、高校のレポートをやらないといけないらしい。 1問目をみた瞬間に、早くもストレスが募り、腕は蕁麻疹だらけ。 早い。早すぎる。まだ解いてもいない。 ただ、ストレスを感じるとすぐにそうなる親切設計・親切仕様には我ながら感心する。 あまりにもストレスがすごいので、少しでも軽減させようと、さくらの隣でレポートをやってみる。 自分と同じでそばにずっと人がいるという状況が好きではない子なので、多少イラっとしていたかもだが仕方がない。

          ただの

          欲望

          深夜になると、とてつもなく腹が空く。 いや腹が空くということもないが、とてつもなく何かを食べたくなる。 そんな欲望が激しく揺れ動く。 新しく買ったスウェットパーカー、そのフードを被って、確かな足取りで2階へと急いだ。 そこからはもう、ただ欲望に身体を任せる。 ポテトチップスを食べ、また次もポテトチップスを食べ。 冷蔵庫で余っているのは、大きな箱に入ったマックのナゲット。 どれだけ食べれるかだとか、そんなつまらないことは気にする間もなく全てをオーブントースターに放

          悪夢

          友達が、自殺する夢を見る。 なぜか早く目覚めてしまい、仕方なく二度目の眠りに就いたときのことだった。 あぁ、こんな気持ちになるのか。 いくら気持ちを推し量っても、すべてが単なる憶測として片付けられる。 面影に手を触れようとしても、もうそこには届かない。 無意識に、涙が溢れる。 先日、身内の弔事に参列した。 そこにいるのに、そこにはいない。 ただ安らかな眠りに就いているだけで、今にも起き上がりそうなのに、もう永遠に目覚めない。 同じ空間にいるのに、違う世界にい

          ひとり

          身内が亡くなり、明日から忙しくなるので、今のうちに作業をしておきたい。夜。 暗がりの中から、虫の声。 ちゃんと窓を閉めるようにと、防犯的な意味で母からも言われたのだが、どうしても聴いていたい。 無数の声の、ひとつひとつに耳を傾ける。 そこに溶け込むように、ふと思い出す。感傷に浸る。 あー、みんな居なくなっていく。 ただ運命をたどるだけのことなのに、なんだかすこし嫌になる。 この夜にひとり、置いてけぼり。 侘しさと、そして虚しさと。 空っぽのなかに、夜の音だけ

          ひとり

          子供のころ

          家に帰るといきなり、私の部屋の電気はつけてはいけないと母に言われた。 1階の奥。そこに私の部屋はある。 そこで生活するようになったのは、たしか中学生ぐらいのころからだったろうか。 当時は1人でいることが妙に怖かったのだが、気づけばここにいることに何よりの安心を抱くようになっていた。 話を戻すと、どうやら私の部屋の電気をつけると家中の電気が消えてしまうらしい。 なんだか呪われてるような気がして嫌だったので、兄の部屋で寝ることにした。 なお兄は今は家にはいない。 な

          子供のころ