配信授業を受講するときに留意してほしいこと

 各学習塾・予備校は、2020年4月の新型コロナ感染拡大に伴って、対面授業ができなくなってしまいました。対面授業ができないというのはなかなかしんどいところなのですが、受けるほうもしんどいと思います。なんといってもお互いはじめてのことですからね。

 さて、そんな中で、授業配信という、インターネットが普及したからこそできる大技でこの局面を凌ごう(「凌ごう」という表現に悪意はありません、これがベストの形であるならば今後学習塾はそういう方向へ向かうはず)というところが増えています。この授業を受けるに当たって、どのようなことに注意すればよいでしょうか?私なりに思うことを書いていきます。ま、簡単に言えば
     動画だからってお手軽だと思っちゃだめよ!
ということなのですが。

 必ず守っていただきたいのは、
〇必ず机に向かう
〇ノートと筆記用具をそろえる
〇きちんと板書をノートに書き写す
〇先生が言ったことで気になったことも写す
〇わからないところは書き留めておき、あとで質問できるようにする
の5点です。(実はいつも授業を受けているのと同じように受けてね、ってことなのですが)

 逆の言い方をすると、
「ベッドで寝ころんだり、電車の中で見るというのはだめ」
「スクリーンショットを撮って板書を映したつもりになってはだめ」
「質問できるタイミングになったとき、ぱっと質問できる体制になっていないのはまずい」
ということです。

 ノートをとるというのは大事ですよ。ノートを取るだけでも理解はだいぶ違います。断言します。私も「学びなおし」などでちょっと別の勉強をすることもあるのですが、ノートやメモは必ず取ります。なお、私は先生が黒板に書いた通りに完全にノートを写す必要は必ずしもない(自分がわかるようにノートを取るのがよい)とは思いますが、どう取ればよいのかわからなければ、黒板に書いた通りに写すというのでもよいのです。写経って大事なんですよ。写経は大事!断言しますが、スクリーンショットではまったく何も残りません。スクリーンショットは禁止!というつもりで(板書ミスの指摘/板書ミス可能性の質問などに使うというならば別です)。
 あとは、質問できるようになったときにすぐ質問する体制にしておくのはものすごーく大事です。これは私個人の考えではありますが、質問が出てくるというのは健全な勉強をしている証拠だと思います。その質問を解消するのはもっと健全なのです。だから、質問を大事にしてもらいたいと思います。「よくわかんないけど、まあ、いっか~」はやはりよろしくないと思いますよ。

以上は私の私見であって、先生によって異論などあるかもしれませんが、おそらく「ノート取れ」「スクショ禁止」はほとんどの先生が同意してくれるのではないかな?と思います。「この意見には異論があるぞ」という先生はコメントなどいただけるとありがたく思います。

いつ終わるかわからないコロナ禍ですが、早く終わって、生徒の皆さんにお会いできる日を楽しみにしています(これ、本当にそう思っています)。

※しまった、ギャグがぶっこめていない。

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