ユニコーン企業、デカコーン企業、ヘクトコーン企業とは?
こんにちは。
株式会社ニュークラウドの代表「木村」です。
企業評価額が数億ドル以上かつ非上場の企業を「ユニコーン企業」と呼ぶのは知っていたのですが、実はさらにその上に「デカコーン企業」や「ヘクトコーン企業」と呼ばれる存在がいるとのこと。
本日は、この「ユニコーン企業、デカコーン企業、ヘクトコーン企業」について、解説していきます。
ユニコーン企業とは
まずユニコーン企業とは、以下4つの条件を兼ね揃えた企業を指しています。
なぜユニコーンと呼ばれるのか、それは2013年にベンチャーキャピタルリストの方が発案した言葉であり、成功したベンチャー企業は珍しいかつ数が少ない為、神話的な幻獣として「ユニコーン」が選ばれました。当時は、企業評価額が10億ドル以上の世界企業はかなり珍しかったのですが、2020年からは106社、さらに2021年では682社までにユニコーン企業が増えました。
ちなみに現在の世界ユニコーン企業ランキングは、以下の通りです。
デカコーン企業とは
そして実は、ユニコーン企業の中の企業評価額が100億ドル(約1兆1,270億円)以上を「デカコーン企業」と呼びます。もちろんユニコーン企業の4つ条件を満たした前提です。
つまり上記の世界ユニコーン企業ランキングの10位すべての企業は「デカコーン企業」と呼ばれます。ちなみに世界には、29社がデカコーン企業に該当するとのことです。
ヘクトコーン企業とは
そしてデカコーン企業の中の企業評価額が1,000億ドル(約11兆1,270億円)以上を「ヘクトコーン企業」と呼びます。こちらももちろんユニコーン企業の4つ条件を満たした前提です。
つまり上記の世界ユニコーン企業ランキングの上位2社(Bytedance, SpaceX)のみが現在世界で存在する「ヘクトコーン企業」になります。
最後に
最初は、「ユニコーン企業・デカコーン企業・ヘクトコーン企業」それぞれ違う条件下のものかと思っていたのですが、大枠がユニコーン企業であり、そこからさらに絞った企業のことをデカコーン企業やヘクトコーン企業と呼ぶとのことです。
そして何より一番の驚きは、上位全てアメリカ企業がほとんど独占しており、さらに1位は中国企業とまさに覇権国争いが反映されたランキングです。そして弊社でもユニコーン企業のほとんどのサービスを使っておりますが、1位のBytedance(抖音とTikTokの親企業)だけは中々本格的に触れていないので、テクノロジー企業としてもここはしっかり活用していきたいと思います。
この記事がお役に立てると幸いです。
株式会社ニュークラウド 代表「木村」
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