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今週のみなとニュース(なんでそんなことするの?/経済成長すればなんでもいいのか/パートナーシップと結婚は全然違う)

みなと隆介の近況:なんでそんなことするの?

 三津屋東公園の近くにある「北摂にゃんこのおうち探し」さんに、ご縁があって寄せていただきました。湊が大のワンちゃん猫ちゃん好きであることは以前にも何度か書きましたが、実は保護猫譲渡会に寄せていただくのは初めて。
 https://nekobora.blog.fc2.com/
 当日はたまたま来場者が少なく、スタッフの皆様からゆっくりお話しを聴くことができました。地域と猫ちゃんが共存できるように、手弁当で不妊手術などを進めてきたスタッフさん。今は公的補助もあるけれども、それでも持ち出しもあるし、協力的な獣医さんの数も少なく、、、などの課題が語られました。
 しかし湊が最もびっくりしたのは「虐待するために猫を連れて帰る人がいる」という話。この団体さんではそんなことのないよう細心の注意を払っているとのことですが、なんと酷いことを、と。動物愛護管理法で動物虐待に関する罰則が規定されており、明確な犯罪です。絶対にやめてほしいです。

猫さん、かわいすぎませんか?

みなと隆介の視点:経済成長すればなんでもいいのか

 日本の名目GDP(国内総生産)が世界4位に転落したと報道がありました。日本共産党は昨年9月に『経済再生プラン』を発表していますが、みんなが豊かになるような経済成長を成し遂げたいという思いを持っています。
 働く人の収入を増やし、非正規ワーカーの待遇を改善する。税金は大企業やお金持ちにきちんと負担いただき、財源を創ったうえで消費税減税や高等教育の学費負担の引き下げ、介護職等の処遇改善を実現する。従来の自公政権の経済政策からの大きな転換が必要です。
 同時に、経済が成長すればどんな内容でも構わないのか、も重要な観点です。高度成長期には各地で公害が多発しました。現代でも、過労死は横行し、PFAS(有機フッ素化合物)など新たな公害が起き、気候危機は止まらず、高レベル放射性廃棄物の処理問題や過酷事故の懸念には目をつむり原発が推進されています。ギャンブル依存症の弊害は脇に置き、大阪ではカジノも推進されています。
 「まっとうな経済成長」の視点が何より欠かせません。

ゲイの当事者として考えてきたこと:パートナーシップと結婚は全然違う

 全国各地で「結婚の自由を全ての人に」と題して同性婚の法制化を求める裁判が起こされています。3月14日(木)は初めて高等裁判所での判決が出されます(札幌高裁)。自民党公明党政権が動かない以上、司法が当事者に寄り添った判断を下してほしいと切に願っています。
 全国各地で「パートナーシップ制度」が導入され、ついに導入した自治体の総人口は1億人を突破しました。20年前に比べれば大きな前進です。ですが、この「パートナーシップ制度」は婚姻制度とは全く違います。法的には赤の他人のままですから、相続もできない、世帯も作れない、そして医療機関などが家族として扱ってくれるかも「運」みたいなものです。だから同性婚の法制化が当事者の切実な願いなのです。

【追記】本日、札幌高裁で、同性婚を認めないのは憲法24条に反しているとして「違憲である」との判決が出されました!本当に嬉しいです。
 最高裁まで待つことなく、政治が(というか自民党が)1日も早く動いて、同性婚を法制化してくれることを切に願います。
(とはいえ、これは望み薄なので、日本共産党のみなと隆介としてはやはりさっさと政権交代させて新政権で同性婚制度&選択的夫婦別姓を法制化する方がはるかに現実的で早いプランかなと思います)

パートナーシップ宣誓はありがたい制度ですが、でも結婚とは違うのです

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