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今週のみなとニュース(初の女性委員長!/通常国会が始まります/各々ですが、私の場合は)

みなと隆介の近況:初の女性委員長!

 1月15日から18日まで、静岡県熱海市で開催された日本共産党の第29回党大会に参加しました。大会に先立って、今後数年の日本共産党の活動方針を決めるための「決議案」が示され、2か月ほど全党での討論が行われます。そして大会本番では、全国で選ばれた約650名の大会代議員による討論や、中央委員と呼ばれる日本共産党の党運営に特に責任を持つ人たちを選ぶ選挙が行われるのです。私は「LGBT(ゲイ)当事者として市議選を戦って」というテーマで発言しました。
 
 今大会ではトランスジェンダー当事者の方も発言しましたし、発言者のうち45%が女性でした。さらに日本共産党の102年の歴史で初めての女性の委員長として、田村智子参院議員が選出されました。

 幹部の男女比など、ジェンダー平等に向けてはまだまだ課題がありますが、それでも、次の100年に向けてのまた新たな一歩を踏み出せたのではないかと考えています。今後も日本共産党にぜひご注目ください。

党大会の会場で、日本共産党淀川東淀川地区委員会の宅田葉月委員長と

みなと隆介の視点:通常国会がはじまります。

 1月26日から通常国会が始まります。いまだ被害の全容すら明らかになっているとはいえない能登半島地震の対応、自民党の裏金問題、そして、2024年度予算案の審議など、様々な課題が山積しています。24年度予算の総額は112兆円、防衛費は過去最大の8兆円です。この予算案が成立すれば、数年前まで約5兆円だった防衛費は、年間で3兆円も増額されることになります。
 大学・専門学校の学費があまりにも高いのに、その対策は講じられずに、防衛費はどんどんと伸びる。おかしな話です。税金の仕組みの改革も手付かずです。一度きり、その後にはむしろ増税が待っている所得減税は実施する。一方で、所得減税より経済の押し上げ効果が高い消費税減税は実施しない。困ったものです。気候変動対策、中小企業の賃上げ後押し策なども弱すぎます。
 
 政権を変えて、未来に希望が持てる政治を実現したいと大阪5区(淀川区、東淀川区、西淀川区、此花区)で頑張る宮本たけし衆議院議の雄国会論戦にご注目ください。なお大阪市の予算議会は2月9日の開会。次号で解説します。

ゲイの当事者として考えてきたこと:各々ですが、私の場合は

 話を高校時代に戻しましょう。25年も前、SNSもスマホもなく、高校生は携帯すら持っていない時代。田舎の高校生がゲイの当事者と出会えるわけもなく、私の好きになる相手はもっぱら同じ学校の男子でした。でも圧倒的に異性愛者が多いなか、それは最初から報われない恋なわけです。
 
 どうしようかなぁ…と思った私は、ひたすら体重をコントロールし、すね毛を全て剃り、それなりに髪型なども整え(ペーパー版には書き忘れましたが、そういえばできるだけ日に焼けないように、もありました)、ちょっとでも女子っぽい感じになることを目指しました。とはいえ当然女子になれるわけもなく、結局誰とも付き合うことなく高校生活を終えました。
 
 これはあくまでも私の来し方であり、ゲイがみなような同じ学生生活を歩むわけではありません。が、同性愛者ならではのさみしさや孤独がどの人にもあるのだと思います。
 

高校3年生の1枚


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