【忙しい社会人のためのドラムの楽しみ方について考えてみる~後半】

あっという間に6月に入りました。先週多忙でブログが更新できずで毎週更新が途絶えてしまいましたが汗、気を取り直して頑張ろうと思います。

さてドラムについて書きましたが、特に私自身熱心なプレイヤーではありません。素人がやってみた程度のお話しです。なので音楽がなくては生きていけない、というわけでもありません。
それでも色々示唆を与えてくれる楽器であると感じております。そもそも何でも考えたがるのが好きなんですね。

今日もドラムの良さを引き続き考えてみたいと思います。少し小気味よくあっさり風味な続きを。

4.日常の生活の中でも練習できる

ドラムは繰り返しますがリズム楽器です。シャドーイングでの練習はもちろんですが、リズムを口にしたりすることでもリズムを練習することができると思います。むしろ実際にドラムを叩かない、スティックを持っていないところでの練習が重要とも言われてるようです。
私の場合、朝の通勤中に一歩目が右足(バスドラ)になるよう4ビートのリズムで歩いたり、ラジオを聞いているのですが(朝はTOKYO FMの「ONE MORNING」が今の定番)流れてくる曲やBGMに合わせてシャドーイングしたり、昼休み一人休憩中の時に、外で座ってリズム取る練習したり。

ただ、こう書きながらでなんですが、ドラム以外にもやりたいことが多いので、そこまで真剣には取り組んではないですが(笑)、日常的な日課に自然になるようにはしております。

自然体で生活の中で練習できるのも魅力だと思います。

5.目で見て練習(コピー)できる

私のドラムは完全に独学です。それでも多少なりとも叩けるようになってきているのはYoutubeのお陰です。Youtubeで叩きたい曲を探して、実際にプレイしているうまい人たちの動きを見ながら、その動きを真似して叩いているからです。要はコピーのコピーです。練習方法としては、耳コピしてどのパーツを叩いているのかを考える方が、本当の意味でうまくなるのでしょうが、私自身はまず楽しさ重視なので、Youtubeの力を存分に利用しているわけです。なので、年代男女問わずうまい方がいればチェックして、練習しております。

それを繰り返してくると体が覚えてきますので、目で見なくても動きが付いていけるようになります。繰り返しは重要ですね。

6.親しんでいた曲の聞き方が変わる~リズムの認識化

練習で叩いている曲は、主に90年代の邦楽で、ミスチルやらスピッツ、GLAYやらL'Arc~en~Cielなど今では大御所になっているバンドの当時のヒット曲、WANDSやマイラバ等懐かしいグループの曲も叩いたりしています。叩いていくうちにそれらヒット曲は、歌の邪魔をしないドラムをしている曲が多いと分かるようになってきました。

リズム、もっと言うとそれぞれリズム感はあるということは前回でも触れましたが、どうしてもメロディの方が印象に残るので、ヒット曲のリズム(≒ドラム)がどうなっていたかなんて割と気にならなかった人が多いと思います。

90年代のヒット曲はカラオケ文化が一番根付いた年代だったせいか、メロディが良いもの(特にサビが印象的)が多いのですが、そう印象付けるのは、裏方のドラムがボーカルを最大限に生かすようなリズムであるという感じがします。

具体的にいうと無駄にクラッシュシンバルを叩き過ぎない、タムタムの使い方が効果的、サビに入る前までのタメてからの盛り上げがよい等。具体的に挙げると、一見するとギターのメロディの方が印象的だと思えるマイラバのヒット曲の「Hello,Again~昔からある場所~」のドラムがあんなにイケてるとは思いませんでした。かなりツボを抑えたドラムだと思います。このような何となく頭にあって、気付いていなかったリズムを意識して認識することを

「リズムの認識化」

と仮に呼びたいと思います。

まだまだ説明しきれないところが沢山ではありますが(当然)、好きな音楽を言葉で説明できるぐらいまで楽器を習得したいと思うのが、ちょっとした目標ではあります(加えて作曲も目標)。世の中には言語化、数式化できないと思い込んでいるものが多いと思われておりますが、音楽はかなり規則正しい構成のものが多いですし、素人ながらできるんじゃないかと勝手に思っております。そのためには文章力も付けないとなあ。

またドラムや音楽についての話は練習を積みつつ折に触れたいですね。

ともあれ

Rhythm & Practice

を心がけてみようと思います。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?