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自らの伝言~あの占い師の身体の水の結晶はキレイですか?【龍青三の占いエッセイ】

最近、「波動」という言葉が妙に浸透しているように感じます。スピリチュアルな界隈でよく使われるキーワードですね。
量子論のことなどよく分かっていない人たちが、この「波動」という符丁を駆使して一体何をシェアしようとしているのでしょうか。
どうやら彼らは、『波動は意識・意識は波動』だと考えているようです。

思い出すのはあの有名な実験で、水に「ありがとう」と言ったり、文字を見せて凍らせると綺麗な結晶になり、「バカヤロー」だの「死ね」だのと言ったり書いたりすると汚い氷結になるという話です。

随分前のことですが、波動測定機なるもので私の「波動」を測定してもらったことがあります。波動値は-21から+21までの43段階あるらしく、通常の健康な人は+8〜+15くらいらしいです。水道水は-3から+3くらいだそうです。当時の私はカップラーメンを週に3、4回食べ、朝はマックで朝食、浄水器は使わずに水道水を直接飲むような生活をしていたので、健康には無頓着でした。だから波動値も低いだろうと思っていたのですが、結果はなんと+20だったのです。

測定してくれた若い人は首をかしげ、「もう一回いいですか?」を連発し、結局三回測定し直したのですが、やはり結果は+20でした。
その若いオペレーターは、波動値+20の人はお釈迦様かキリスト様、現代で言えば船井幸雄先生くらいだと思い込んでいたらしいです。

私は不精ヒゲを生やし、作業着姿だったので、工事現場帰りのような格好した人の波動が高いなんて信じられなかったのでしょう。もしその時、一張羅のスーツを着て胸にバッジなんか付けてビシッとした格好で行ったなら、三回も測定し直さなかったかもしれません(笑)。

とにかく、未だに波動の数値が高いとか低いとかで何が違うのかさっぱり分かりません。ちなみに、私はセイシン世界の人たちとはまったく「波動」が合いません。
残念ッ!

氷結写真は綺麗だから、それはそれでいいのですが、お水さんに向かって「バカヤロー」と言ったり、「死ね」という字を書いた紙をペットボトルに貼るような真似をする子にはなって欲しくない。そんな風に思っている龍青三なのでした。

さて、今日もあなたの頭をぷるんぷるんと揺らすような言葉をお届けします。


占いをすると疲れるという占い師がいます。
占いでエネルギーが消耗するなら、エネルギー補填の方法を知らないのでしょう。エネルギーの補填方法はちっとも難しくありません。頭で考えることをやめればいいだけです。

占いの託宣は頭で考えたことを言うのではありません。しかしこれを言葉で伝えるのは難しいものです。
天(太極)から無限のエネルギーをいただくのは本当に簡単なのです。生きている人はそれ自体がエネルギー体なのですから。

生きているということは、生きることそれ自体がエネルギーを取り込んだり出したりしているということです。だから生きている人でエネルギーをいただいていない人など誰もいません。

天(太極)と繋がるコツは、自我を無くすことです。厳密にいえば、無くすことはできないので、限りなく縮小していけばいいのです。詰まっている人は自我肥大になっている傾向があるようです。

自己縮小していけばいいのですが、これができないからみんな苦しんでいるのです。書きながら虚しさを覚えます。そんな気枯れた占い師には、どうやら占い師専用カウンセラーが必要なようです。

[ケガレた占い師たち:2007年06月13日/リライトバージョン]


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