見出し画像

運命の波を乗り越えて:不運が生み出す真の力【龍青三の占いエッセイ】

人生という壮大な時間の流れの中で、運気の大波から日常の小さな幸運や失敗、好調や不調に至るまで、私たちが生まれた瞬間から運の波は動き始めます。

生生流転、諸行無常の原理に基づき、人生には晴れの日もあれば雨の日もあるのです。黄門さまのテーマソング「人生楽ありゃ〜苦もあるさ〜」を口ずさむとき、人は皆、悟りを開いたような心境になります。

何事もうまくいっているとき、運が味方しているときは誰もが心躍り、希望に満ち溢れます。しかし、一旦不運に見舞われると、悠長に歌など歌っている余裕はなくなります。

順風満帆で人生の晴れの日には、誰もが心に余裕を持ち、寛大で優しい気持ちになれます。このようなときは、「金持ち喧嘩せず」という心境で、滅多に腹を立てることもなく、寛容さが表れます。運や健康も含めて調子が良いときは、考え方や動作も柔軟でしなやかです。

一方、調子が悪いときは、思考や言動も硬直しがちで、暗く余裕のない状態になります。特に麻雀などの勝負事では、この違いが顕著に現れます。

負けが込むと心の平静を失い、ますます運から見放されてしまいます。心も思考も固くなってしまうため、負のスパイラルに陥るのです。

例えば猫が高い所から落ちても怪我をしないのは、その身体がしなやかで柔らかいからです。赤ちゃんも同様で、身体が柔らかいため転んでも大きな怪我をしにくいです。

運やツキもこれと同様で、考え方や心持ちが柔軟であれば修復力も強く、傷も大きく広がらないものです。

この真理は、人の本性を見抜くときにも応用できます。
人の本性は調子が良いときではなく、調子が悪いときにこそ現れます。

お金に関することで言えば、お金に余裕があるときもないときも変わらない人こそが本物です。そういう人こそが真に強い人と言えるのです。

人生の雨の日こそ、人間を磨く絶好の機会です。生生流転の理に従い、必ず運は巡ってくるのです。

[不運のときこそ運が創られる:2007年06月24日/リライトバージョン]


龍青三の四柱推命学note一覧

龍青三のエッセイ一覧


龍青三のココナラサービス



#龍青三エッセイ #エッセイ #気づき #日々の気づき #雑文 #備忘録 #ココナラ #ブログ  #龍青三の四柱推命学 #四柱推命 #四柱推命学 #命理学 #四柱八字 #淵海子平 #子平推命 #子平

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?