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嬉しい悲鳴【龍青三の占いエッセイ】

憂世を生きる上で、不安や心配は避けられないものです。人間である以上、これは当然のことです。

たとえば、多くのサラリーマンや派遣社員が将来に対して不安を抱いているといいます。

その理由は、現在の仕事が楽しくなく、充実感を感じられないため、余計なことを考えてしまうからです。すなわち、今の仕事に満足できず、喜びを見出せない状態にあるのです。

一方で、仕事に充実感を持っている人は、忙しく働いているはずです。しかし、その忙しさは忙殺されるものではなく、いわば「嬉しい悲鳴」をあげながらの充実した忙しさです。

あなたは、仕事でそのような「嬉しい悲鳴」をあげた経験がありますか?

そのような状態になると、悩む暇もなくなります。暇になると、余計なことを考えがちになるものです。人間ですから、それも仕方のないことです。

生活のためにやむを得ず今の仕事を続けている人は、目の前の仕事に集中できず、他のことを考える余裕が生まれてしまいます。

その結果、未来のことを過剰に考え、妄想を膨らませ、自らを縛り付けてしまうのです。それならば、不安で頭をいっぱいにするのではなく、そのつまらない仕事をどうすれば楽しくできるかを工夫することが大切です。

「どうしたら仕事を楽しくできるか?」と考えている間は、不安は消え去るものです。人間は一度に一つのことしか考えられず、一つの感情しか感じられないようにできています。

感情が湧き上がってくるのは自然なことです。その感情をそのままにしておけば、次第に波立ちも収まります。

「ああ、私は不安になっているんだな」と、まるで他人事のように自分の感情を観察すればよいのです。感情に支配されるのではなく、その感情をただ受け入れ、そのままにしておけば良いのです。

行動しながら考えることについても、考えてみましょう。世の中には、よく考えてから行動を起こす人と、直感やひらめきのままにまず行動し、その後じっくりと考える人がいます。

前者は直線的で、壁にぶつかるとそこで止まってしまいます。後者は壁にぶつかっても、迂回するか、打ち破るか、引き返すか、その場で判断します。

私もまた、後者のタイプです。行動した後で何も考えていないこともあります。このような生き方にシフトしたのは最近のことですが、すべてがうまくいっています。(これはおまじないを唱えているわけではありません)

「ツイてる」とか「ありがとう」を連呼しなくても、良いことがよく起きるようになりました。

顔に油を塗ったりはしていませんし、トイレや水回りの掃除も、下心なく楽しく行っています。(^_-)-☆

[不安は憑き物〜感情に振り回されない:2007年7月/リライトバージョン]


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