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🍺【宅飲み】テレビ編:ザキヤマの街道歩き旅

しこたま飲んだ。

ザキヤマ・みなみかわ・小倉優子が出演している珍道中系の旅番組を見ていた。なんとなくだけど、バラエティ色が強かった気がする。多分、ザキヤマがリーダー的なポジションに就いていると思うんだけど、新鮮さを感じる一方で、やっぱりガヤポジションの方が向いてる気もするなぁ、なんてことを思いながら見ていた。ザキヤマファンの皆様、気を悪くされたならごめんなさい。

言い訳にも聞こえるかもしれないが、一つ、釈明させてほしい。僕は「リーダー」と「ガヤ」に優劣を付ける気は毛頭無い。いずれもチームを形成する上で欠かせないポジションだと心得ている。その上で、適材適所という観点から、ザキヤマは「リーダー」よりも「ガヤ」の方が、僕の目には、持ち味を遺憾無く発揮することが出来るんじゃないかなぁ、と思ったまでである。

これはもう主観以外の何物でも無いけれど、なんか、ザキヤマは、隙あらばチャチャを入れて、先輩芸人さんから強めのツッコミを浴びて、「サーセーンw(すいません)」ってヘラヘラしている姿が、一番、輝いている気がする。なんていうんだろう。憎めないキャラ的な。他の人に同じことやられると「はぁ?」ってなるけど、「またザキヤマが何か言ってるよw」って、笑って受け流せそうな。そんな感じがある。

上手く言えないんだけど、これって、立派な才能だと僕は思う。やっぱり、「何を言うか」よりも「誰が言うか」の方が大事なんだよな。ザキヤマがガヤ役にまわるからこそ、ワッと盛り上がる。それはマネをしようと思って出来るもんじゃない。こればっかりは努力の問題じゃない。自分に適した役割を見つけて職務を全うすることがチームに貢献する近道だと僕は思う。

その点、ザキヤマがリーダー的ポジションに就いているこの番組は、なんだか、ザキヤマのお笑いの才能を活かしきれていない気がして、ウーン、となってしまった感が否めない。そこに僕は引っ掛かりを覚えた。これは、ザキヤマの問題というよりも、キャスティングをした側の問題だと僕は感じている。重ねて言うが、あくまでも一個人の感想に過ぎないので、その点、ご了承願いたい。

例えば、ザキヤマとみなみかわが温泉に入って、小倉優子は待機しておく流れになっていたにもかかわらず、ビビンバ丼を食べてしまったシーン。会計を済ませる際、ザキヤマとみなみかわは知る由もない「レストラン利用料金」が記載されていて、「え、ゆうこりん、これはいったい、どういうそと・・・!?」という展開になったのだが、そこから大きな笑いに発展することはなく、そのまま、番組は進行していった気がした。少なくとも、僕の目にはそううつった。

あの場面、小倉優子は、(おそらくツッコミ待ちで)我関せずといった感じで、次の目的地に向かおうとしていた。その様子を見て、みなみかわは、食い下がるように「いや、ちょっとこれ、説明してくれないと・・・」的なことを投げかけたのだが、小倉優子は、聞く耳を持たぬといったテイで先に進もうとしていた。その様子を見て、ザキヤマは「はいはい!いこいこ!もうこの話はおしまい!」と切り上げてしまって、そのまま、バス停の近くへと、場面転換していった。

※酔いどれが記憶ベースで書いているので内容の正確性は一切保証することが出来ない。話半分で聞き流してほしい。

そんな光景を見て、僕は「ザキヤマはやっぱガヤ担当の方が輝いているなあ・・・」と思ったものだ。これは、誰が悪いというわけではない。それぞれ、自分が輝けるポジションがあるという意味で、そう言っている。ザキヤマは、仲裁に入る役割で輝くタイプではないのだ。ザキヤマはむしろ、「責める側・責められる側」という構図になった際に、第三者の癖にしゃしゃり出てきて、「いいからお前は黙ってろよ!」だとか「お前が入ると余計ややこしくなるんだよ!」などとツッコミを入れられて、当の本人はキャッキャとはしゃいでいて、全く応えていない素振りを見せていて、結局何に対して怒っていたんだか忘れちゃったよ、みたいな笑いに昇華させるエキスパートだと、僕は思う。

〈メシ編〉は明日書く。

おやすみなさい。

※書きました。

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