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トリリンガル教育が珍しくないヨーロッパで感じた語学学習

前回の投稿でお伝えのとおり、
僕は久しぶりにウィーンへ旅に出た。

そして、多くの人に出会い、色々な話を聞いた。

もう一つ印象的だった話が、子供へのトリリンガル教育だ。

ウクライナ人夫婦の場合のトリリンガル教育

ウクライナ夫婦の息子たちは、
ウクライナ語に加えて、英語、ドイツ語がすでに堪能だそうだ。

ここで言う"堪能"とは、4技能すべて出来るという意図。

これに加えて、ロシア語もかなり読むことが出来るらしい。

つまり9歳にして、3言語が実用レベル、1言語が実用レベルには至らないが、そこそこのレベルという訳だ。

近い将来、奥様がフランスで大学教授のポストを得る可能性があるらしく、
その場合はフランス語も習わせようと言っていた。

未だにバイリンガルの自分としては、この息子が羨ましい限りである。

セルビア人夫妻の場合のトリリンガル教育

娘さんは、母国語であるセルビア語に加えて、英語とドイツ語がすでに堪能だそうだ。

お母さんとの会話はほぼ英語、お父さんとの会話は母国語であるセルビア語で行うそうだ。

そして、学校では、ドイツ語を習っているから、将来、オーストリアの大学に通うことも検討中だそうだ。

若干8歳にして、セルビア語、英語、ドイツ語のトリリンガルという訳である。

トリリンガル教育で思うこと

日本では、小学校段階からのバイリンガル教育ですら、ネガティブな意見がある。

もちろん、日本で暮らす以上は、日本語ネイティブとして、日本語のレベルを上げることが重要なのは間違いない。

しかし、小学校段階から英語教育を行うことによって、脳への悪影響があるのではないかという説を真っ向から否定するくらい、ヨーロッパでは多言語教育が盛んである。

こういった環境で生活していると、
バイリンガルはあたり前、トリリンガルがベター
という思想でも良いのではないかと思ってしまう自分がいる。

私はもうすでにアラフォーだが、
引き続き英語、フランス語、日本語のトリリンガルを目指して、
まい進していきたい。

流星の自己紹介


流星が執筆した大人でも英語が出来るようになるノウハウ集





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