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紙と定規とシャープペンシル

お洋服をつくる。

バックや身の回りのアイテムをつくる。

布をカタチにしたいとき

りゅうのひげが1番最初に取り掛かるのは

デザイン画よりも先にパターン作成です。

なぜ、デザイン画よりもパターンが先なのか?

デザイン画は頭の中にあるからです😁


パターンを「ひく」という表現は

私は「描く」がピッタリだと思っています。


真っ白い上質紙に

シャープペンシルですうっと描いた一本の線。

紙の白と黒鉛の黒

そのコントラストは何度見ても美しいと思います


私にパターンを教えてくれた師匠が言いました。

「パターンを描く時は頭の中でミシンを踏め」

私はずっーとこの教えを守っています。

というか、パタンナーになる前から

縫製の仕事をしてきたので

それは私にとって当たり前のこと。

だから、縫製工場からアパレルメーカーに転職してパタンナーの現場を目の当たりにした時、軽いショックを受けました。

だって、お洋服を作る現場なのに、デザイナーもパタンナーも縫えないんですもの。

そして、現代のパタンナーといえば

CADが必須なので定規なんて使わない。

手描きのマスターパターンは

ほぼ化石に近いのかもしれないなぁ😅

でも、私は敢えて手描きを貫きます。

何故ならこれはただの紙ではないのです。

料理人に例えたらレシピであり

建築家に例えたら設計図みたいなもの。

りゅうのひげにとって

パターンとは

布をカタチにする時の案内人ですから

さぁ、今日も縫い縫いの世界に誘ってくれる

案内人を描いてみましょうか🤗






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