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待ちに待ったニューヨークのブロードウェイが再開!!

先日約1年半に渡ってクローズしていたニューヨークのブロードウェイのミュージカルが再開した。

9月2日におそらくオンブロードウェイの中では一番早く再開した
「Hadestown」
トップの写真を見てもわかるとおり、
その再開を観客も祝福して閉幕後にキャストがシアターの外に出てきて
再開をみんなで喜ぶ姿が見られた。

そのほかの作品も随時それぞれのタイミングで徐々に再開されていくのだが
今でもクローズ直後のブロードウェイの様子は鮮明に覚えている。

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ブロードウェイのシアターのほとんどがタイムズスクエアの近くに位置しているのだがコロナでロックダウンになった2020年の3月中ば劇場エリアは本当に人が誰もいなくてまさにゴーストタウン化していた。

トムクルーズの作品「バニラスカイ」のワンシーンで
タイムズスクエアに人が誰1人いなくなるシーンがあるのだが
ロックダウンになったその時はリアルにそんな状況が数ヶ月も続いていた。

劇場再開もクローズした直後は半年後の2020年9月に再開予定と言われていたが延期になり
その後も年明けに再開と変更になったがそれも延期になり
そしてようやくこの9月に再開となった。

今思うとあっという間だったなという感覚を
劇場に立っていなかった僕は感じているのだが
それはおそらく日常の生活レベルはだいぶ前から通常の生活に戻り始めていたし
去年も今年も旅行にも行っているし
友達と飲んだりもしているのでそう感じているのだろう

けど何年もブロードウェイに立ち続けていた俳優たちや
ブロードウェイのシアターで働いていた人
演出家やその他の裏方の人
劇場で演奏するミュージシャンの方々にとっては
本当に長い長いトンネルだったんだろうなと思う。

まだまだあの頃のブロードウェイのようにはなっていない

現在少しずつ再開し始めたブロードウェイだが
現状はまだお客さんは戻ってきていなくて
コロナ前まではなかなかチケットも取れなかった
人気ミュージカル(例えばハミルトンとか)ですら
チケットが残っているという状況だ

その理由はいくつかあるのだが
一番は観光客がまだまだ戻ってきていないことが大きいだろう
やはりブロードウェイのお客さんの多くが
アメリカ国内やアメリカ以外から来る観光客で成り立っていて
現在は国外からの航空チケットもまだ高いことから
コロナ前の賑わいに戻るにはもう少し時間がかかりそうだ

けどそれもあってNYに住んでいる僕らのような演劇人からすると
こんなチャンスはなく
今月来月は自分の作品へのアイデアや
やっぱりブロードウェイに携わる役者も含めた
クリエイターからのエネルギーをいっぱい感じるためにも
観劇に行きまくろうと思っている。

一発目は9月23日のオフブロードウェイ作品
「Little shop of Horrors」

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人気コメディ作品の一つで
これも通常だとなかなかチケットを取るのが困難な作品

僕にとっては2年ぶりくらいになる観劇なので
楽しみで仕方がない!

ちなみに現在一緒に行くはずだった友達が行けなくなってしまったので
一緒に行ってくれる人を探している。
もし行ける人がいたら連絡下さいw


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