【初学者向け】プログラミング脳の作り方(実践済)
※ 言語関係なし
こんにちは。りゅうまるです。
今回はプログラミング記事を書いていきます。(総文字数:3089文字)
対象者は、プログラミング学習を始めたが、なかなか頭に入らない。理解しきれないまま学習している。そういった方々向けです。
「なんとなくカリキュラムをこなしている」
という人は特に、役立つのではないかと思っています。
私自身が実践済みのことを書くので、偏りはあるかもしれませんが、個人的に自信がある内容です。
まず、ここ最近、プログラミングスクール界隈がとても賑わっているように思いませんか?
様々なプログラミングスクールの広告・宣伝から始まり、
「プログラミングを覚えれば稼げる」
「プログラミングは簡単にできる」
などなど、それはそれは素晴らしい情報が飛び交っています。
Youtubeでも著名人が「簡単だ!」「稼げる!」「何日で!」と、さもすぐ身につくかのように気軽に言ってるように感じます。
そう思っているのは私だけでしょうか?
でもはっきり言います。
世の中は天才ばかりではない
プログラミング学習は、みんながみんな簡単にこなせる代物ではありません。出来る人と出来ない人が必ず出てきます。
私は完全に出来ない派でした。
それはもう、絶望的なぐらいに・・・。
それもそのはず、私がプログラミングスクールに申し込んだ理由が、
「最も拒絶反応が強く、最も苦手と感じるが、これからの世の中に必ず必要となるものを学ぼう」
というものだったからです。そもそものスタートがマイナススタートだったのです。
私は正直言って凡才です。これは自分自身が一番認識しています。ただし凡才だからと言って、何かをすぐに諦めたり、手を抜いたりするようなことは絶対にしません。必ず全力で取り組みます。
その姿勢は、勉強も仕事も変わりません。
ではなぜ、自分のことを凡才だと認識しながらも諦めずに全力を尽くすのか?
答えは簡単です。
『天才マイナス努力』には『凡才プラス努力』が必ず勝つ
という言葉を信じているからです。
これは私の座右の銘であり、有名な本田静六さんのお言葉です。凡才には努力と工夫しかありません。
そして今回の記事の内容は、『工夫寄り』ではなく『努力寄り』です。努力が苦手な人は、購入しないほうが良いかもしれません。
しかし結果からお伝えしますと、私は半年でオンラインスクールを卒業後、すぐに地元企業の勤怠管理サービスを受注し納品。
その後にプログラミングスクールの受託開発チームにリモートで所属し、その途中で関東のWebサービス受託専門会社とリモート契約を果たしました。晴れてフリーランスプログラマーとなったわけです。
凡才でも、道を切り開くことができるのです。努力の仕方次第です。
前置きが長くなりましたが、今から私が実践した内容をお伝えしていきます。
まずはじめにこちらを見てください。
これは私が、約半年間オンラインプログラミングスクールを受講している間に利用したノートの数です。
A4ノートで約8冊あります。(びっしり記入)
※ 記入がびっしりではないノートは他に2冊。
まず、基本的にオンラインのプログラミングスクールは、オンライン教材を利用します。
つまりそれは、パソコン上の画面で学習するということです。
私は地方在住なので、オンラインスクールに頼らざるを得ませんでした。私の地元にレベルの高いプログラミングスクールなんて存在していなかったからです。
東京や大阪在住の人がとても羨ましかったです。
都会にはたくさんのスクールがあるので、足を運べば直接先生から教えていただけます。
しかし、オンラインは違います。スクールにもよるかもしれませんが、基本的にスカイプなどの会話対応は時間制です。その他の質問はチャット制だったりします。
この質問制約は、学習側としてはとても不便です。
これらのことを踏まえると、初心者がプログラミングをオンラインで学ぶというのは難易度が高めだと言わざるを得ません。
しかし繰り返しますが、私は半年でオンラインスクールを卒業後、すぐに地元企業の勤怠管理サービスを受注し納品しました。
そしてその後、プログラミングスクールの受託開発チームにリモートで所属し、その途中で関東のWebサービス受託専門会社とリモート契約を果たしたのです。実際にフリーランスプログラマーになっているのです。
これも繰り返し言いますが、私は凡才派です。
オンラインスクール受講時は5人の同期生がいましたが、2週間ごとの課題提出の順番はいつもダントツで最下位でした。ダントツです。
それはなぜか?
その理由こそが先ほどの写真にもある『ノート』です。
ノートの中身はこのようになっています。
殴り書きの文字や図、コードだらけです。
コードも含めて、オンライン教材の全てをノートに書いていきました。
もちろん、エディターにコードを入力して動作確認をする作業と共にです。
だから他人よりも3倍以上の時間がかかってしまうのです。
他の同期生の中には、課題の一部をコピペしてこなしている人までいました。
そんなことを考えれば、何倍の時間を費やしているかわかりません。
※ コピペは絶対に禁止です。全く成長しません。断言します。
最初の3ヶ月間は特に苦痛でした。
毎回毎回課題に追われていました。
しかし、3ヶ月以降から様子が変わってきました。
不思議と理解度がアップしているのです。
『格段に』です。
そして半年後に卒業課題をクリアして卒業できたのは私だけでした。その頃には理解度もさらに増し、1つのWebサービスを難なく作ることができました。
地味なことを言ってるかもしれませんが、大切なことは
『書く』
ということです。
ブラウザ上でオンライン教材をスクロールしながら学習しても頭には入ってきません。頭に入る人は天才か、すでにプログラミング脳の下地ができている人です。
少しニッチな世界の話をしますと、
『ハガキ道−人生が変わる! 思いがかなう! 奇跡が起きる! 』
という本を書かれた著者:坂田 道信 先生という方がいます。この先生は毎年約2万通もの年賀状を送るそうです。そのため、この方専用の郵便番号があるとか。
坂田先生はもともと、文字をろくに書くことができなかったそうです。しかし、地道に長い年月をかけてハガキを書くことを継続したことで、今ではハガキ界の大先生です。講演会は全国で開かれています。
先生はおっしゃってました。
「書くことで人間の脳は作られる」
と。プログラミング脳が今の時点で無い方も諦めてはいけません。脳は書くことで作ることができるのです。
そしてノートは財産にもなります。何度も何度も復習することができます。ブラウザ上で学ぶものとは比較にならない上達をサポートしてくれます。
わからないところやコードには印をつけて調べましょう。そして、スクールの先生にもピンポイントで聞きましょう。
時間をかけて書いたノートの中で、最も理解できないところのみを聞けるようになる点も、ノートに書くことで得られる副産物です。
コードの繋がりも書いた後でじっくり考えることができます。
慣れてくると、書きながら考えられるようになります。
その積み重ねが、エディター上でコードを書きながら考えることができる脳を作ります。
最も地道で非効率に感じる方法ですが、現時点でプログラミング脳が無いと感じた方にとっては、案外最短の道になると思っています。
書くことで脳は作られます。まず書く。そして継続する。私はこの方法で上達しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の人生がより良くなるよう、心から祈っております。
りゅうまる会長
りゅうまる会長です。今後も『幸せな人生のきっかけになる』という信念のもと、皆様に役立つ記事をお届けします。100円でもサポいただければ励みになります。記事もグレードアップします。何卒よろしくお願いいたします。