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イソップ童話「犬と肉」について
イソップ童話って、タイトルと自分が思っていたものが違っていることが多い気がするたつやです。
今回も、「犬と肉」というタイトルと「よくばりな犬」というタイトルのどちらが伝わりやすいかで悩みましたが、正規(?)は「犬と肉」のようだったので、こっちを選びました。
この話、「犬と肉」は、欲望とその罠を教える物語です。
話の概要としては、「犬と肉」の寓話は、犬が水辺に映る自分の影(美味しそうな肉)に魅了され、肉を取ろうとするものの失敗するという物語です。
犬は欲望にとらわれてしまい、実際には手に入らないものに執着するしてしまうという話です。
この話でも大切なことは3つあると思ってます。
1つ目は、欲望は危険ということ。
犬は自分の影に魅了されてしまい、一生手に入ることのない幻影のお肉を追い求めてしまいます。
お話の中だと他人事で笑い話ですが、欲望にとらわれることは、現実の満足感や幸福感を妨げることもあるので非常に危険な要素だと思ってます。
2つ目は、現実を見据える必要があるということ。
犬が自分の影を欲望のままに追い求めていなければ、現実のお肉を手に入れていたかもしれません。
この話は、現実を見据えて、手に届くものに集中することの大切さを伝えてくれていると思います。
3つ目は、欲望と満足感の関係性です。
欲望が満たされても、満足感が満たされないということです。
ちょっと相関関係がいまいちかもしれませんが、欲望を追い求めてそれを仮に手に入れられても、そこに満足感が得られるのかどうかは分からないということです。
欲望に振り回されず、現実の幸福と満足感を大切にしましょうという風に、僕は解釈しました。
ということで、本日のまとめです。
イソップ童話の「犬と肉」は、欲望とその罠について教えてくれています。
欲望にとらわれず、現実を見据え、現在の幸福と満足感を大切にすることが重要。
言葉にすると簡単ですが、生きているといろんな欲望が目の前に現れますし、人は簡単に楽な方や目先の欲望に支配されがちです。
現実を見据えること、基本的なことですけど、基本的なことだからこそ、もっと大切にしないといけませんよと教えてくれているお話だと思ったので共有させていただきました!
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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