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イソップ童話「バッタを捕まえる少年とサソリ」について

一つの判断ミスが、今まで積み上げてきたものを全部失ってしまう可能性があることを必要以上に恐れているたつやです。
(実際は、積み上げてきた経験はなくなりませんけどね)

今回は、そんな一瞬の判断ミスが命取りとなるよという物語である「バッタを捕まえる少年とサソリ」についてお話しようと思います。

「バッタを捕まえる少年とサソリ」の物語は、ある少年がバッタ(イナゴ)を捕まえていたところから物語が始まります。

虫かごにはかなりの数のイナゴが集まっていました。
そんな時、少年はイナゴと間違えて、サソリに手を伸ばそうとしてしまったんです。

するとサソリは、鋭い毒針を振り立てて彼に言いました。
「さあ、捕まえてごらん。君のイナゴを全部失う覚悟があるならね。」
そんな勘違いからすべてを失う寸前になった少年のお話です。

今回も、大事だと思うところを3つにまとめてみました。

1つ目は、慎重に判断することの大切さです。
少年は、イナゴを捕まえることに夢中になりすぎて、捕まえる対象のことをあまり見ていませんでした。

サソリと間違えるくらいなので、本当に夢中になっていたんでしょうね。
とにかく捕まえようと安易に考えた結果、サソリに威嚇される結果になったので、慎重にものごとを判断することの大切さが伝わってきますね。

2つ目は、知識の大切さです。
少年は、イナゴとサソリを間違えました。
これは、夢中になっていたからという理由も間違いなくありますが、サソリというものがどういうものかしっかり理解できていれば、すぐに気付けたことだと思います。

この物語では、サソリのほうが警告してくれていますが、実際は刺されて死んでしまうなんてことも多いと思うので、知識を持っておくことの大切さがよく理解できるかと思います。

3つ目は、相手を選ぶことの重要性です。
少年は、危うくサソリを捕まえて今まで捕まえていたイナゴを全滅させてしまう可能性がありました。

これは、別に昆虫に限った話ではなく、人間関係でも同じことが言えると思います。
ちゃんと付き合う相手を選ばないと、今まで積み上げてきた他の関係性がめちゃくちゃになってしまう、そんなことも何度も聞いたことがあるので、気をつけないといけないですよね。

というわけで、本日のまとめです。

イソップ童話「バッタを捕まえる少年とサソリ」は、知識や判断の重要性を伝えてくれるお話でした。

自分が手に入れようとしているものは、しっかりと見定めなければいけないということです。
それは、単純に「物」かもしれないし、「仕事」かもしれないし、「友人」かもしれません。

見誤るとすべてを一瞬にして失うことになるかもしれないという危機意識を持っておかないと、本当に判断を誤って後悔してしまうかもしれませんからね。

ビクビクして何にも関わらないようにする必要は全くありませんが、自分の中の判断基準とか、その判断をするための知識だったりだとかは、しっかり身につけていくべきですね。

そんな僕の気持ちをお伝えするために、今回このお話をさせていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。

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