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涙の流し方を忘れた男の末路

あなたは最後に涙を流したのはいつですか?

龍高(りゅうこう)です。
私の独りよがりだった時のお話をしたいと思う。

それは、家族も会社も失う前までの人生を歩んでいた時だ。
一人でなんでもできると思っていた。
むしろ一人で何とかしないといけないと思っていた。
誰も頼れないと思って、
一人、閉じこもり誰にも弱みは見せない。
それが正義だと思っていた。

「あなたは心を感応させて、涙を流せていますか?」

私は涙の流し方を忘れてしまった。

小さいときは、泣き虫で、よく泣いてた。
そんな記憶。

でも・・・

長男だから。
男だから。
ちゃんとしなきゃ。
弱みはみせちゃダメなんだ。
心を強く在らなきゃ。
そう思うたびに心に少しずつ。
少しずつ、
壁を作っていった。

心の壁。
気付かないうちに。

気付いたら、
心が動かなくなっていた。

心が動かないことの恐怖

どんな感動的なお話を聞いても。
心を震わすような映画を見ても。
心が動かない。
感応しない。

頭で処理して。
バカみたいに分かった気になって。

どんなにわかった気になっても
心では・・・

何にも感じないだ。

自分が怖くなった。

心を感応できるのは、大事なバロメーター

ヒトと関わることが減り、取り繕う日々。
そんな中で起きた。全てが壊れたXデー。

物理的に壊れたものと同時に壊れたものがあった。

心の壁。

心の壁も同時に崩れ落ちた。

自分を保てない。
心が痛い。
痛いよう。

凄く不器用な自分をみつけてしまった。
カッコ悪い。
何にもできない。
ひどい顔。

いまなら思う。

流せる涙があるほどがんばっていたんだなと。

「お疲れさま。」
といまの自分なら声をかけるかな。

心が感応すること。
大事なバロメーター。

「あなたは、心のバロメーターを持っていますか?」

さいごに

心のバロメーターを届けたい君へ

強くあること
かっこよくあること
ちゃんとすること

本当の自分はどこにいるのかな
隠れているかもしれないし
逃げているかもしない
みえないくらい小さくなってるかも

大切な自分の心の声を聴いてみよう
新しい自分がみつかるかも

Ryuko

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