生死をかけたキウイフルーツとの友情①(食物アレルギー・給食・妄想)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
私がアレルギー体質で喘息を持っていた話を読んでくださった方もいるかと思います。(ありがとうございます)
そんな私は、食物アレルギーも持っていました。
今回の話、私はちょっと熱量をもって書きます!(笑)
中身は正直、薄いかな…どうだろう…
教室で浮いていた小学低学年の頃…。
(まだ本格的ないじめは受けてない 笑)
給食に出た「キウイフルーツ」との友情話です…
実家にはキウイフルーツ(以下・キウイ)の木があり、幼い頃はキウイが大好きで時期になると喜んで食べていた記憶があります。
リンゴと一緒に追熟したりしますよね?
それが…
ある日突然、食べられなくなったのです。
全身に蕁麻疹が出て喘息様の呼吸になり痒みと息苦しさが襲ってきます。
病院で「二度と口にしないように」「死に至る可能性を否定しない」と指示をもらってからは、家族が食べているのを羨ましく眺めていたものです。
そんな状態のまま小学校に入学…。
はい。
そうです…。
「給食」問題
…がやってくるのです…。
当時は、キウイが給食に出ることは珍しく
それまで登場してくることはなかったのですが
ついに出たんですよ、給食に…。
私は意を決して先生に言いました。
「先生、私アレルギーでキウイが食べられません…」
そんな一言にも勇気を出したことを覚えています(笑)
でも先生は…
「好き嫌いはいけません。
キウイのアレルギーなんて聞いたことがない!
嘘をついてはダメ。何でも食べなさい!」
ほら、やっぱり言うと思った…。
わからずやの担任め…(半分、諦め…あり)
(今の私なら親に確認してくれと言えたはず…)
…これを食べたら…
また痒みと息苦しさと戦わねばなりません。
だから何年も食べていません…。
もともと好き嫌いはなく
何でも食べる私でしたが
こればかりは「食べられない」んです。
味は大好きなんです。
食べられるものなら食べたいんです…。
でも…。
昼休憩も終わってしまい、午後の授業が始まっても教室の後ろ…。
(席を後ろに移動させられ、給食を食べ終えるまでそのまま…)
昔はよくある光景です(笑)
外を眺めたり、キウイとにらめっこしたり…
授業なんて聞いちゃいませんよ。
はぶてて(ふてくされる)いたのですから(笑)
(。▰´▵`▰。)
…その時です!
突然、途方に暮れる私に声が聞こえてきました。
……。
「…無理に食べなくてもいいよ…」
ん?誰?…
(; ・`д・´)!!
…なんと「お皿の上のキウイ」でした…。
↑ 崖の上のポニョ?
(ここから妄想の嵐が襲ってくるの!)
ずっと、にらめっこをしていたつもりのキウイと会話ができるまでに、私は心が歪んでいった…
いや、現状打破のために脳内に「進化を遂げていた」のです。
(教室では私の存在感はまるでなく、進んでいる授業…。
誰も私の異変に気が付かないまま…)
私を見ていてくれたのは
輪切りにされた5枚のキウイ…。
「…あなたを食べられなくてごめん…。
そんなに優しい言葉をかけてくれてありがとう…ほんとにごめんね…」
「気にしなくても大丈夫。ryukoちゃんが
私のこと好きなのは知っているから…」
「キーちゃん(いつの間にか名前が付いていた…)と向き合って話したのは初めてだね…私、キーちゃんのことを見ないようにしてた…大好きだから…」
「私もryukoちゃんのこと好きだから、私を食べてほしくない…苦しむ姿を見たくないの…」
…それからキーちゃんと会話がはずみます。
(ただの妄想継続…笑)
私を慰めてくれたキーちゃんとの間に
「熱い友情」が芽生えるための時間は必要ありませんでした。
すっかり2人(?)の世界です!
「ryukoちゃんが私を食べたら私は消えるの…
そしてryukoちゃんも命が危ないのよ?」
「痒いのも、息が出来ないのも怖い…
死ぬかもしれないのも怖い…
先生に怒られるはもっと怖い…
…でも食べなきゃ帰れそうにない…
このまま私もキーちゃんと一緒に消えようかなあ…」
日々の孤独感と突き詰められた現状と相まって
まさに「短絡的な現実逃避」の発想に…
↑ おいおい 発想が極論すぎる…笑
でもそれは
人生で初めて「死」を意識した瞬間でした…。
正直、会話の一字一句なんて
何十年も前のこと覚えていないのが本当…。
だけど、あの時の会話の流れはこんな風に流れていたのは事実…。
(都合のいい妄想ですからねえ… 笑)
…さて
心の葛藤の具現化で「死」を意識した私に訪れた
次の展開のお話は、また明日にします…(笑)
皆さんの中に一人でも
楽しみにしてくださる方がいることを期待して…。
読んで下さった方に感謝して今日は〆るとします(笑)
P.S
子ども心なりに必死だったんだよなあ…。
先日、母にこの話をしたら滅茶クソ腹立ててた!(笑)
実は喘息同様に今は「キウイ」を食べられるようになりました。それも、25歳ごろ突然に…(笑)
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