ワクチンの歴史をたどると、効かない上に極めて有害。

新型コロナワクチンは打ってはいけない 著者:竹本友重』を読んだ。

日本では、米ファイザー社のワクチンを接種している。
厚生労働省のまとめによると、4/15時点での累計摂取回数は185万回を超えた。
政府は国民全員分のワクチンを確保するため、米モデルナと英アストラゼネカとも契約している。(承認申請中)
なかでもアストラゼネカのワクチンは、内容が非公開のため、どのような添加物が入っているのか不明である。
このワクチンは、構造がファイザーやモデルナと異なり、一度摂取すると半永久的に遺伝子に組み込まれ、タンパクを合成し続けるそうだ。
さらに、アストラゼネカ製は、変異ウイルスに対する治験を行っていない可能性が高いどころか、このウイルスによって変異ウイルスが生まれてしまったのではないかと推測する医師もいる。

そんな中、デンマークでは副作用のリスクがあると判断し、アストラゼネカ製のワクチン接種を中止した。
また、EUではアストラゼネカ製ワクチンの供給契約を更新しないことがほぼ確実となった。

さて、ワクチンの歴史をたどると、「効かない上に極めて有害」と、相場が決まっている。
簡単に言えば、仮にワクチンで見せかけの抗体が作られたとしても、それは本来の免疫力とは異なるからだ。

ワクチンには次の3種がある。
・生ワクチン(弱ったウイルスをそのまま摂取)
・不活化ワクチン(死んで活動しなくなったウイルスを接種)
・トキソイドワクチン(ウイルスが持っている毒素を無害化して接種)

これらを注射で打つことで、体内に抗体が生じ、ウイルスに対する免疫ができるので、感染予防ができるというのが、一般的なワクチン理論である。
しかし、免疫というのは多重に構成された防御システムの総称であり、ワクチンで抗体を作れば感染予防できるというのは、非常に浅はかな見方である。

そして、現在接種されている新型コロナワクチンは、上記3種に属さず、メッセンジャーRNAワクチンだ。
これはウイルスの同定においても疑念が指摘される遺伝子情報を用い、しかも体内で異物を作らせるという未知の手法を使う。

この新型コロナワクチンは、現時点では緊急使用許可が認められているだけで、完全な承認は得られてないのだ。
だからこそワクチン効果をアピールし、承認を得ようとする狙いがある。
そこには製薬メーカーの裏事情もあり巨大な利権も絡んでいる。

日本社会は日増しに同調圧力が強まっており、世間の常識とは異なる主張をしようものなら集団で攻撃を受けるようになり、国も個人の自由・権利を縛るような法律を強化する方向に動いている。

厚生労働省のホームページには、『接種を受ける際の同意』で、

新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
 予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
 職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。

とある。
著者は、新型コロナウイルスそのものにさほどの脅威はない、という。
そこには、「脅威を煽り、人々をとんでもない方向に導こうとする思惑
があると。

新型コロナパンデミックの行く末はどうなるのか。
「ワクチンを皆が打てば、いずれ収束するはず」
というような大衆が望む未来は訪れ難い。

新型コロナワクチンへの疑念や迷いがある方は、本書の内容を自ら調べ、自信で判断しよう。
まずは、自分で自分を守る意志を持つことだ。

【今週の読了】
■人生の短さについて/セネカ 光文社 2017
■恥ずかしい人たち/中川淳一郎 新潮社 2020
■取材・執筆・推敲/古賀史健 ダイヤモンド社 2021
■あなたはあなたが使っている言葉でできている/ゲイリー・ジョン・ビショップ ディスカバー・トゥエンティワン 2018

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