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転職活動で感じた内資と外資の違い


今回の転職活動


私事ですが、帰国後なんとか転職活動を終え、新しい会社で働いています。
今回の転職活動で感じたことを備忘録として書きたいと思います。

次の就職先

次の就職先ですが、外資系企業で、職種は前職と同じ理系職です。

これまで転職活動は2回したことがあるのですが(転職は1回。留学前に1ヶ月ほど転職活動していました。)
正直、過去と比べて今回苦戦したように感じます。


苦戦した理由としては以下です。

①「英語×希望職種」の求人数が少なかった
 希望職種の経験年数が短かった
(=募集要項の必須条件を満たしていなかった)

①「英語×希望職種」の求人数が少なかった
→正確には、DODAやリクルートで、ご紹介いただける外資企業の求人は私の希望職種では、ほぼありませんでした。(他職種はわかりません)

市場にあまりないのだと思っていたのですが、海外転職に強いエージェントに登録したら希望に近い求人を色々紹介していただけました。

初めから外資系に強い転職会社に登録すべきだったと思います。笑・・・

以下今回利用した外資系エージェント

ロバート・ウォルターズ
マイケルページ

エンジャパンもお勧めですが、役職付きの方向けの求人が多いので、一般社員の場合はまずは上記2社がいいかなと思います。

転職アドバイザーの方から「管理が難しくなるから複数のエージェントに登録するよりも、1つに絞ったほうがいい」と言われたのですが
おそらく選考が進むと面接日程の管理が複雑になるから?

複数使用して選考が進むにつれて管理が難しくなったことはないので
(私場合週に2社位の頻度だったこともあり)
一度まずは可能性を広げる意味で登録してみて、絞るのがいいと思います。

周りの転職経験者は複数のエージェントを使ったほうがいい、という人が多いです。
一つのエージェントに登録して、手当たり次第応募するより、
実際に複数に登録して、本当に行きたいと思った会社に応募していくというやり方がいいと思いました。

②希望職種の経験年数が短かった(2年)
→募集要項には希望職種の経験年数3〜5年以上と書かれている企業が多かった

私は応募していた職種の経験が2年未満と短かったため、多くは「経験不足」という理由で落ちました。
年数が足りていなくても面接に呼んでいただいたりもしますが、やはり補欠なのか、後日他に経験のある人が見つかったとの理由で落ちたり。そうですよね。。
転職は前職に在籍中に行うことが多いと思いますが、私の場合完全に辞め、職場から離れた状態での転職だったので、経験年数の少なさは致命的だったかと思います。

ただ、比較的新しい会社や外資は経験年数よりも、前職でどのように働いていたかが重要視されると感じました。(どの会社でも同じと思うのですが
外資は年数へのこだわりが少ないように感じました)

日系の会社では前の会社2年でやめたの?短いけどなんで?という風に聞かれるなあ、という感想です。

※あくまで個人の感想です。

今回内定をいただけたのは、
・英語力(英語必須の仕事のため)
・留学したことを、行動力がある人材だとプラスに受け取ってもらえた
・経験年数が短いが、前職で働いた経験が今回のポジションに十分な経験であると認めてもらえた

次は腰を据え長く働きたいですが、まだまだわかりません。
とりあえず精一杯仕事するしかないですね。。

転職活動で改めて感じたこと

※繰り返しになりますが、以下、超個人的な感想です。

転職活動で感じたことは以下です。

1、転職のストーリーに説得力があることは必須
2、外資と内資の違い


1つ目は、なぜ転職するに至ったか(これまで転職歴があればそちらも加えて)の職歴ストーリーに説得力がないと受からない、ということです。

私の場合、これまでの職歴、転職理由を話した時に、やはり「英語の必要性を感じ、仕事を辞めて一年留学してからの転職」という流れで、英語を使わない仕事でも構わないというのは、不自然で、
英語をあまり使わない仕事も今回応募したのですが、英語を使えなくても働きたい、ということに説得力がないとの理由で、落ちました。当たり前ですね。

(私の希望する職種の求人が少ないこともあり、アドバイザーに「とにかくまずは応募数を増やしましょう!」という指示のもと、応募した結果。)

また、私の場合転職経験2回目ですが、1社目から2社目に転職した理由等も細かく聞かれました。そこにちゃんと自分の軸があるか、という確認でした。

なので、初めての転職をこれからされる方は、自分がどのような軸を持って転職されるか、また次転職する際に筋が通る説明ができるか?等も考慮して転職先を選ばれることも重要だと思います。


2つ目は、外資と内資の違いです。

違いと言っても、働き方という部分での違いです。

「定着性」や「正確性」を重視する内資、
「個人能力主義」や「チャレンジ精神」を重視する外資という違いを感じました。

外資内資にかかわらず、ポジションの経験は重視されますが、次にその人の素質として、外資はチャレンジ精神が特に重要視され、評価されると感じました。
外資は、言われたことをするのではなく、自分の考えやアイデアを形にするための積極性や行動力が重視されていると思います。指示を待っていても、そもそも細かい仕事の指示はこないからかもしれません。

実際に前職で働いた経験からも、やはり社員一人一人にそのような姿勢がないと、仕事が進まないと感じました。
その分自己裁量権が大きいため、仕事に面白さを感じやすいかなと思いました。

もちろんこれらは、どの企業や組織でも関係なく、働く上で評価されることだと思うのですが、面接で「社員に求めることはなんですか?」とお聞きすると、ほぼ同じ解答でした。

また、会社を辞めて留学したことについて、外資の面接では「自分で決断して挑戦したこと」として認識され、褒めていただけることが多かったのですが、内資では何故留学したのか、何故仕事を辞めたのか、かなり深掘りされました。


結果、英語を使えて、これまでの職歴が活かせる場所に加え、
求められる働き方からも、外資が向いているということを転職活動を通して感じ、今回の会社に決めました。

面接でその会社の方と実際にお話しすると、その企業がどういった人材を求めているか、一方で自分はどのように働きたいか、ということを転職活動をする中で明確になってくると思います。


ある企業には評価されなくても、自分の仕事の軸を大切にして働いていれば、別の企業で評価されることもあるな、と今回感じました。


これから転職活動をされる皆さんは

転職活動も就職活動もなかなかうまくいかなかった時は・・・
単にその企業とマッチしていないだけなので(理由は色々考えられますが)

・めげずにどんどん受けてみる
・何が落ちた原因か?、それは今改善できることか?という問いを繰り返す
と、自分のやりたいことにグッと近づいていくと思います。

と、本当にただのつぶやきなのですが、今回の転職活動を通じて感じました。



現状から抜け出したいor新しいことを始めたいという思いはあるものの、なかなか一歩を踏みだせない人、エンジンがかからない人におすすめの本です。


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