やりたいこと、得意なことの見つけ方
どんな人でも、自己分析は難しいです。
現状に不安を抱えている方、将来を決めかねている方、様々いらっしゃるかと思います。
そこで、私が色々と文献等を調べた中で、
"比較的すぐに実行可能で"
"納得感がある"
以上をクリアした「見つけ方」をお伝えします。
1.あらゆることに少し手を出す"つまみ食い"
月並みですけど、結局は色々とやってみないとわからないのです。
ただここで私が特筆したいことは、
「全部ちゃんと継続しなくても良いんだよ」です。
継続は力なり、石の上にも三年、等、"続ける"ことに関する言葉って数多く存在します。長くやればやるほど良いみたいな文化・美学は確かにあります。
もちろんそれ自体を否定する気はなくて、実際に続けるからこそ見えることもたくさんあります。
しかしそれは"すぐやめること"に対して罪悪感を残す考え方でもあります。
今回のテーマに答えるにおいては、三日坊主で良い。
いろんな物を"つまみ食い"することが効果的です。
触ってみないと感触はわからない。
景色を見ないと何が感動するのかわからない。
カラオケに行かないと歌の気持ちよさはわからない。
しかし周りは、すぐやめることに対して冷たいです。その道の人からすれば悲しいと思うのはわかります。ですが寛大な心で受け入れてくれれば幸いですし、体験する側(我々)は堂々と体験していきましょう。
まず、触れてみたことに対して「すぐやめた」のか、はたまた「結構続いた」という情報自体が己にとっての参考文献となります。単純に熱中できたか、好きになれた瞬間があったかがわかります。
そして、何よりも嬉しい副産物として、いろんなことに手を出すことによって"共通部分"が見えてくるんです。
例えば僕は昔、こんなことをやってきました。
◇漫画を描いていた
キャラクターに自分の言いたいこと、自分の考えを言わせていた
◇音楽
自分の想いなどを歌詞にのせていた
◇mixi
日記として自分の悩みや考えを表現してた
◇ねっとラジオ
声を通してリスナーと対話していた
やっていることだけを見るとバラバラですが、
今になって思うと、「言葉」で表現することが好きだということに気づいたんです。
表現自体することが好き ということもわかりながら、
僕にとってはその手法は「言葉」であることがベストだったんですね。
このように色々と手を出してみることで、自分の好きなこと、やりたいこと、得意なことがわかってきます。
今はスマホ1つでなんでもつまみ食いできる時代となりました。
How to、サークル、諸先輩方の話。なんだってオンラインで調べることができます。
まずは思い切っていろんな方向に1歩ずつでも足跡を残してみましょう。
振り返った時に必ず、何かしらの"解"が現れます。
2.「人の何に怒りを感じるか」を考える
質問です。
「あなたは仕事・普段の生活において、どんなときに怒りやイライラを感じますか?」
思うがままで構いませんので、考えてみてください。
例えば、
「あの人タイピングいつまでも遅くてイライラする」
「話の主旨がわかりづらくてイライラする」
「あの人のあの作業だけめちゃ遅いんだよね」
「電車で足広げてドーンと座る人にイライラする」
など。
この感情を紐解くと、
自分は無意識にそれが出来てしまって、出来ない他人に対して「なんで出来ないの?」と思うからイライラや怒りになってしまうことがある
つまり、
"怒ること"="自分は難なく出来ること"
である可能性が非常に高いそうです。
「あの人タイピングいつまでも遅くてイライラする」
→あなたはタイピング速いのでは?
「話の主旨がわかりづらくてイライラする」
→自分は論理的にものを考えることに長けてるのでは?
「あの人のあの作業だけめちゃ遅いんだよね」
→その作業、人より速く出来てませんか?
「電車で足広げてドーンと座る人にイライラする」
→自分はきちんとルールを遵守できて、周りに気配りができる人なんですね?
このように、怒りを感じたことは、自分が無意識・楽に出来てしまうこと、つまり、自分の得意なことです。
また、自分が"やりたいこと"というのは、自分にとって以下に苦手な要素がないか、ストレス負荷がないか が非常に重要なポイントになってきます。
なので、怒りを感じるその先を見据えていくと、自分がやりたいことも探し当てることができるかもしれません。
ひとつ参考にしてみてはいかがでしょうか。
では、また!
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