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子供の実態

こんばんは。現役小学校教員のRyuです。今日は現代の子供たちと自分が子供だった頃の大きな違いについて、書いていこうと思います。

皆さんの周りにもこのように言ってくる人いませんか。『おれらの頃は~』『時代が変わっちまったな』と。この言葉を言ってくる先輩にいい人はいないと思っています。

しかし、最近私は上記の言葉を口にしてしまいそうになっています(笑)まだ、頭の中で留まっていますが…そうさせてる原因が【子供たちの消極性】です。

私が見る限り最近の子供たちの多くは『もっと上手くなりたい』『もっと知りたい』という気持ちをもてなくなっていると感じます。原因はなんなのか考えてみました。

一つは【競争をさせない世の中になったこと】だと考えられます。現代、子供たちのモチベーションを上げるために競争させる方法は邪道とされています。スポーツで生きてきた私にとってこのギャップに慣れるのが大変でもありました。周りと比べるよりも自分の成長を意識させる。意図は分かるのですが子供たちから強い気持ちが消えてきているのも事実だと感じます。

二つ目に【失敗を恐れていること】だと個人的に思います。子供は無知だから怖がらない。そんな意識でしたが今は違います。ネット環境や生活環境が変わり、子供でも情報を得るのが簡単になりました。そのため、行動のその先をすでに知っている気になっているのです。やってみないと分からないことなのにやらずに『こういうことでしょ』と知った気になっている。そのような子供が多い気がします。ネットの使い方が上手くなるのはこの先必要なスキルですが、もっと子供は怖いもの知らずでいいのではないのでしょうか。

大人も子供に『ダメ』『やめなさい』ばかり言っている気がします。やらせてみて失敗して学ぶ。そのサイクルも大切なんじゃないのか。教員をしていて思います。

子供にもっと主体的に行動させることを我々大人は意識していかなければ、子供の成長にならないのではないか。

全くもって個人的意見ですので、気にするもしないもあなた次第です。

(言ってみたかった…笑)

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