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土が語る、未来の姿-高鍋高校での環境教育のサポートをしています。-

昨年度末に、高鍋高校が環境教育の取り組みを行うということで、サポートを依頼されました。

、、、と言っても環境教育なんて関わったことがない。これも学びだと思ったのと、何かしらサポートできるだろうと思い、お引き受けしました。

さて、今回のテーマは、「土にリサイクル」。
リサイクルとは?、と、高校生に聞くと

  • 空き缶

  • ペットボトル

  • プラスチック

  • スマホ(確かに)

などが出てきます。

が、今回は、肥料や堆肥に着目してみることにしました。
というのも、宮崎はもちろん、児湯郡は畜産の有名な地域。その中で、生産量を上げたり、今後も畜産を持続可能にしていくためにも家畜の糞尿処理はとても大事だということです。そのために、その処理をどのように工夫していくか?というヒントが身近にあるので、そちらを題材にリサイクルや環境について考えていくことが良いのではないかと考えたところです。

なぜ、その発想に至ったかと言うと、みやざきバイオマスリサイクル株式会社のことを知ったからです。

なるほど、こういう取り組みをされている企業があるのだなと。また、堆肥を作られている方もいらっしゃることも知りました。川南町にある、有限会社タヂカラの下地さんにもご協力をいただけることにも偶然なり、まさに、その中で児湯郡でしかできない、環境教育をつくり始めました。

さて、構成としては、3つ用意しました。

  • 高校生をグループに分けて、リサイクルをテーマにした探究活動を行ってもらう。(堆肥づくりをしたり、食品ロスについて考えたりされる)

  • 実際に、児湯郡内でどのような取り組みがされているのか?フィールドワークをして、学びを広げる、深めてもらう。

  • 最終的には、一連の活動をまとめて、発表してもらう。

という形になっています。堆肥づくりについてはタジカラの下地さんのご協力を得ながら行っています。またフィールドワークには、みやざきバイオマスリサイクルの協力も得ながら行いました。このような形で学んでいます。

このあと10月まで進んでいきます。今後も楽しみです。

【余談】
宮崎や児湯郡だからできる教育プログラムというのは本当にたくさんあると思っています。それだけ、魅力あり、課題あり。両方ありつつ、でも、やはり魅力の多い地域だからだと思っています。その魅力を最大限活かすようなプログラムができたら良いなと思います。
私のできることは、

  • 情報の提供(こういうところもある、という視点の提供)

  • 全体設計の支援や企画の途中途中の軌道修正のお手伝い

などがあります。あくまでも、支援。と言うべきかもしれませんが、地域の方も含め、協働・協創する土壌づくりや混ぜて良いものを作る役割を担いたいと思っているところです。

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