Leica Elmarit 28mmと過ごすお盆休み2
8月15日
エルマリートを買った翌日は友達とお昼ご飯をいただくために東京に出かけました。
向かった先は三菱一号館美術館です。建物の中に併設されているCafé 1894が目的地です。
このカフェはお洒落なクラシックビル(復元)の中にある銀行として再現されたエリアで営業しています。メニューは少ないですがサイゼリヤのお食事にちょっとプラスしたようなお値段でお洒落な雰囲気とメニューを楽しめるので大変おすすめです。
お昼ご飯を食べた後は友達と丸の内近辺を散歩していました。シン・ウルトラマンでメフィラスに巨大化させられた浅見分析官が闊歩していたエリアです。
有楽町で見つけたフォルクスワーゲンのレイトバスキッチンカー。ハイルーフで広いおでこが可愛いです。
この後はちょっと横浜まで移動してから友達と別れて実家に帰りつきました。
友達と喋りながらフルマニュアルで撮っていると待たせるわけには行かないので急いでぱぱっと撮る必要があります。そうやるとなかなか技量が要るのですが私にはちょっと難しいです。
ライカのM型用ラインナップでは28mm画角ではズミルックス、ズミクロン、エルマリート、ズマロンという4っつのレンズが用意されています。ズマロンは完全な趣味のラインナップとして、エルマリートはF2.8ということもあってフィルム時代はあまり注目されてこなかったレンズではないでしょうか?
現在ではデジタル全盛ということでカメラも高感度に強くなり、F2.8というF値の暗さも気にする必要がなくなりました。そして、そのコンパクトさゆえに今は結構人気のあるレンズのように感じます。
私自身も今回このレンズを手に入れて実際に撮りに出掛けて感じたのは、小さなレンズで控えめに目立たずに撮れるので街中のスナップ写真が他のどんなカメラとレンズよりもやりやすかったです。
写りに関してはとにかく無難に隅々までそつなく描き出すという感じですし、ボケもそこまで意識しなくて良いし悪目立ちしないので何を撮っても使いやすいです。
特徴があんまりないというのは道具に振り回されることなく自分が撮りたいものにスッと向き合えるということかもしれません。
超ハイファイな高解像度レンズ、幻想的なボケを演出してくれる素敵なレンズなど、様々なレンズを楽しめる時代となりましたが自分が買った場合、それらの特徴を活かしきるための写真を撮ってしまいがちになってしまいそうです。
なんだかいいなと思ったものをその場でペタリと写すような機材というのはとても大事だと思うのです。これからもエルマリートをいろんな場所に連れ出して写真をいっぱい撮りたいと思います。
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