フランス留学週記#05
前がき
前に書いたのは1週間前なので
人間の本性が出ている気がします。Ryuです。
前回の記事はこちら。
今回は、留学らしい話題から一つ。
ステレオタイプについて思ったことを雑多に書いていきます。
ごゆるりと
ステレオタイプについて
ステレオタイプってそもそもなんでしょう。
自分は人文系とか国際関係について勉強してる学生だからよく使うけど
普通に暮らしてるとどうなんだろう。
日常生活であんまり使わない言葉なのかな。
簡単に言うと、
「あるグループに対して持っているその人の考え方。
その中でも実際との間に距離がある場合について言う」
ネガティブなイメージを想起させる言葉な気がします。
わかりやすく言うと、
「日本人はみんなシャイだ」とか。
他者に対してだけじゃなくて、
自分にとか自分の属してるグループにも抱く感情だよね。
立派な見方じゃないか
これって本当にネガティブな言葉なのかな。
授業の中で、異なる文化を持つ人に対して持っているステレオタイプ、
またそれがどう変わったかについて話す機会があったんですが
まぁみんなよく喋ることあるよね。
「スペイン人はこうだと思ってたけど〜」
「スコットランドとイングランドだとこんな感じで違うよな」
なんて結構出てくる。
こんなに他の国の人について話せるってその時点ですごくない?
具体的なエピソードもバンバン出てくるよな。
ちなみに自分はあんまりそういうのを思いつけなかった。
特に、「〜人はこう」みたいなイメージがないんだよな。
ステレオタイプ、偏見、バイアス。
ゼロよりは興味を持ってていいんじゃないかな。
違う文化は違う文化だよ
いつだかのTEDトークで
ナイジェリアの作家さんかな?がステレオタイプについて話してた
彼女によると、
ステレオタイプっていうのは間違ってるわけじゃない。
ただ不完全なんだと。
問題なのは、数ある一つの側面を
その全てかのように捉えちゃうこと。
納得した。
文化の見方とか、他人とか、
概念とか、もっと哲学的な問いとかさ。
ラフスケッチみたいなものだと思った。
ある国について話を聞いた。線一本。
その国に行った人と話した。線一本。
そろそろ円にはなるかな。
コアなんて捉えられないけど、
輪郭を一本づつ鮮明にしていったら
近いものは見えてくるのかもしれん。
自分の見方
さっきも書いたけど、
あんまりステレオタイプを言葉にできない。
もちろん、暗示的な思い込みはたくさんあるんだろう。
それが自分の言葉の端々に現れて、
それをステレオタイプと呼ぶのも何も間違ってない。
けど、国とかグループで捉えるってことを
あんまりしたくないんだよな。
個人個人でみたい気がする。
そういうこと考え始めると
民族ってなんだろう、とか
明示的な教育と暗示的な習慣の詰め合わせだと
どっちが人の形成に影響を与えるんだろうとか。
袋小路に迷い込んで道を見失いそうなので
そろそろ筆を置きます。
この表現って、今の世界だと
そろそろ小指をenterキーに
とかになるのかな?時代だねぇ
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