ウェンブリー・スタジアム 試合観戦@ホスピタリティーシート
この試合を見に行く1年以上前に本当は出来ているはずだったトッテナム・ホットスパースタジアム。(その後トッテナム・ホットスパースタジアムに行った時のnoteはこちら)
代替のスタジアムがウェンブリーということで、この4年前にスタジアムツアーにだけ行った身としては、試合観戦も是非にということで行ってきた時のものです。
基礎データ
日時:2018/12/29(土)
種類:試合観戦(トッテナム・ホットスパー対ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)
席種:VIP, Club Wembley or Executive Box (ホスピタリティシート)
チケット購入方法:二次流通サイトで購入
チケット購入金額:501.48€ (199€ x 2(奥さんと2人分)手数料86.23€、VAT17.25 €)いや、本当にクラブで二次流通管理して欲しいくらいの手数料ですね。
チケット購入まで
本当はリバプールで対アーセナル戦を観に行こうと考えていたけど、前日までミラノにいる予定で旅程を組んでたので、ミラノ→リバプールの移動が上手くアレンジ出来ず、ロンドンで試合観戦することに。そこでトッテナムの新スタジアムってもう出来上がっている頃だよなぁと調べたら、まだ出来ていなかった(笑)。その代替として利用しているのがサッカーの聖地「ウェンブリー・スタジアム」だと言うじゃないですが。サッカーの聖地のホスピタリティエリアなんてなかなか入れないであろうと思い突撃決定。基本的に旅行はプランが雑なので、チケットを調べて購入したのは、試合の4日前。これだと公式には残っているはずも無く、代理店か二次流通での購入をすることに。この時は代理店の存在を見つけられなかったので、二次流通サイトで購入しましたが、さくっとe-ticketがメールで送られて来ました。色々と調べるとウェンブリー・スタジアムでやるコンサートやNFLの試合など用に、スタジアムとしてホスピタリティシート類を販売しているようなので、クラブのホスピタリティプログラムとどういう調整をしたのか気になるところです。ホスピタリティは6種類あるようですが、e-ticketには「Entrace: Club Wembley Main」とエントランスしか書かれていないので、自分がどのエリアまで入れるのかイマイチ分かりません。まぁ値段的にPrivate BoxとかOne Twentyでないことは確実ですが・・・
試合当日とスタジアム周辺
僕はロンドン滞在時はいつもパディントン駅(ヒースローエクスプレスの発着駅)周辺に宿泊するので、Bakerloo線でWembley Central Station駅まで行き、そこから10分程歩きます。
駅の改札を出ると、真正面にスタジアムが見えます。2時間くらい前に行きましたが結構な人です。
4年前に来た時は、スタジアム横のホテルに泊まり、スタジアムツアーだけ参加して仕事に向かったので、周りをちゃんと見ませんでしたが、近くにホテルも5つくらい、またウェンブリー・アリーナやショッピングモール、ロンドン・デザイナーアウトレットがあり、サッカー観戦と合わせたら、1日過ごせそうな場所になっていました。大多数はサッカーを観に行くのでしょうが、周りのショッピングモールやアウトレットに行く人もそれなりにはいるのでしょうね。
そしてソン・フンミン選手が活躍していることもあり、韓国人観光客がめちゃめちゃ多いです。かなりの韓国人観光客が、ソン・フンミン選手のユニフォームを着ています。日本でもチャナティップ選手が活躍している札幌にはタイ人観光客も多いですし、インバウンドの手法としては良いですよね。
近づいてくるとスタジアムスポンサーのEEのロゴと”WEMBLEY CONNECTED BY EE”の文字が見えます(ちなみにイギリスに来た時には、必ず空港でEEのSIMを買います)。EEはFA(イングランドサッカー協会)のオフィシャルパートナーなのですが、その権利はウェンブリー・スタジアムまで含まれているのでしょうか?
いずれにしてもEEは、ウェンブリー・スタジアムをコネクテッド・スタジアムとしてショーケース化しているようです。(今回は何も試しませんでしたが)
当然の如く、エントランスの前にはセキュリティがあります。ちょうど1ヶ月前にロンドン橋でテロ事件があったために、厳重にチェックされます。こういうこともあり、みんな早めにスタジアムに行くのでしょうか?
ホスピタリティエリア
セキュリティを抜けるとそこまで混んでいません。この回転扉の中がホスピタリティエリアです。
ブランディングを考えるとトッテナムっぽいものにしたいのでしょうが、ウェンブリー色が出ています。まぁ借り物なのでしょうがないですね。
それでもトッテナム感を出すための工夫が色々とされています。
きちんとテーブルがあり、落ち着いた照明のフロアがあります。こちらの方が格式が高いエリアでしょうか。僕のチケットは残念ながらここではないようです。
Level2(2F)に上がってきました。
チケットに書かれているBlockに向かっていくと、どうやらホスピタリティの中では一番安いINNER CIRCLEというところのようです。
ちゃんと年間でホスピタリティパッケージを買っている人には、それなりのベネフィットも提供されるようですが、飲食に関してはエリア内にあるレストランやバー、売店などで自分で購入するようです。
一番値段が高いPrivate Boxは最上階ですが、Bobby MooreやOne Twentyなどのホスピタリティパッケージは、ピッチに一番近い場所に配置されているんですね。購入層がPrivate Boxはビジネスの場として、Bobby MooreやOne Twentyはサッカーやライブを楽しむ層がターゲットなのでしょうかね。この辺りも工夫がされていると感じます。
INNER CIRCLEというだけあって、サークル内?に入ると、様々な飲食のお店があります。
照明で色が飛んでて全然見えないが、美味そうだったのでカシャっと。多分カレー。ロンドンではカレーとレバノン料理がデフォルトなので。
中にはパブのようなお店もいくつか。でもどこのお店も満席で入れませんでした。3時間前から入れるみたいだから、もっと早く来たら、この中で席を確保出来たかも。
席は2Fのロングサイドのゴールエリア付近です。試合開始一時間前ですが、相変わらずお客さんは入ってません。この後バタバタと入ってくるのですが。
と思ったら、一番上まで入れない(入らない?)んですね。年末だからでしょうか?発売したら売れそうなのですが、ちょっと意外です。
試合はハリー・ケインの豪快な一撃のあとは、気だるい展開だなぁと観ていたら、あっという間の3失点での敗戦。うちの奥さんはウルブズで右WG(ちょうど目の前)に入っていたトラオレの爆発的なスピードによる突破にすっかり魅了されていました。
入れなかったバーを帰りに覗いてみます。Self Service Beerっていうのは、トッテナムのスタジアムで話題になったマジックビールってやつですね。あっちは動画を見ると店員の手間を省くように置いていたような感じに見えましたが、こちらはクレジットカードの端末が横にあるので、完全にセルフサービスなんですね。そう言えばバドワイザーがイングランド代表の公式ビールでしたね。このビールもそうなんでしょうか?
勝手評価
ホスピタリティエリアの質:★★★.5(上のホスピタリティ見てみたい)
食事の質と量:★★★(種類は多くて美味しそう。でも別料金だしな)
飲み物の質と量:★★★(とにかくビール)
買ったチケットだと、そこまで良いホスピタリティではないけど、それでも試合前後にゆっくり飲食を楽しみたい人にはオススメです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?