固定概念を無くし、本当の意味で働き方改革を

ピンチはチャンスとよく言ったもので、この流れでリモートワークがどんどん広がって、何か理由がなくともリモートワークがOKになってくれると嬉しい。みんなそれでやってるんだからという考えを無くし、本当の意味で働き方改革が動き出してほしい。

正社員で採用してる会社は数年前より増えてきたけど、子供がいる人や、障害があり通勤が不便な人など理由が必要なことが多い。
さらに、非正規社員だとその候補すらほとんどない。私が、フリーランスはまだ早すぎたなと思い、派遣社員に戻る際に探した時も、無いに等しかった。
もちろん、職種にもよると思う。デザイナーやプログラマーなどは多い印象やけど、アシスタント系や事務職は厳しい。

というわけで、いい機会なので、派遣&HSP体質な事を交えながら、私個人の視点で、リモートワークがしたい理由や、課題と対策案を書いていこうと思う。

通勤ストレスの解放

なんと言ってもここが一番大きい。
私は朝が苦手なこともあり、すでに時差出勤をしていて、仕事を探す際も10時以降が絶対条件にしている。やけど、それも今となっては多くが採用していて時差になってないのが現状。
さらに、新型コロナの影響で会社から時差出勤の希望があれば相談に乗ると言われたけど、その分終わる時間が長くなる。今でさえ、10時~19時で働いていて、通勤時間に片道1時間。プライベートの時間がこれ以上縮まるのは嫌なので、現状維持にしている。
満員電車も、普通の人でも嫌だろうけど、人込みが苦手で匂いに過敏な私はぐったりするほど苦痛。マスクやハンカチで防いだり、余計なことにイラつかないようにゲームや音楽でシャットダウンするなどしているけど、それでもきつい。
で、いつも思うのが、時差出勤って1時間単位で一律に決めるんじゃなくて、フレックスタイム制がいいと思う。いつもより、たった1本満員電車を見送っただけで、快速に乗り換えることなく普通に乗っていくだけで、満員電車を回避できることが多い。
これも、正規社員は可能かもしれないけど、時給で働いている派遣には厳しいかもしれない。時差出勤と同じでその分後ろにずれるのであれば。でも、たった15分ぐらいどうにかならないものか?
喫煙者と非喫煙者が休憩する時間にはそれぐらい軽く差があると思うんやけど、そこまで厳しく見てないやろ?
実際、どうしても時間きっちりに出社していないと業務が回らないというのは、非正規社員よりも色々と判断をする正規社員のほうが多いんよね。

業務をこなしているか問題

出社してても監視なんかしてないやろ?正規だろうが、非正規だろうが、出社しててもさぼってるやつは居るし、仕事が遅いやつもいる。監視しないといけないという事は、そもそもの問題やと思う。
私の場合、仕事がないことが多い。何度も手が空いてますと言っても、仕事をうまく振れない正規社員の多い事。
仕事がなければ切られてしまうかもしれないという前提を差し置いて、業務が円滑に回るように精査して、手が空いても、次の仕事が来ない。
教える暇がない、非正規に任せられる仕組みを考えられない、色々な状況から仕事を振れず、いつまで経っても仕事が減らない正規社員を何人も見てきた。しまいには、待機中にネットを見ていると画面を見られる。こっちはちゃんとやってるのにそんな目で見られる筋合いはないのに。
だんだん馬鹿らしくなって、仕事の催促をしなくなる。基本的に手は空いてるし、オーバーなときは言うのでとりあえず何かあれば言ってくださいのスタンスになる。どちらにとっても、無駄な関係の出来上がり。

これ、仕事なくても居るだけで金稼いでる状態でいいねって言われるけど、リストラ寸前の窓際族みたいなもんで、めちゃくちゃ居心地悪いし、詳細を知らない人からしてみれば、暇そうとか、仕事やってないレッテルを張られるからたまったもんじゃない。大体そんなこと言うやつは、人のモニター覗きながら、監視することに必死になって歩いてるような、できない人が多い印象やけど。そもそも、それでいいと思ってたら、早く仕事せず、だらだらとやってるわ。

タスク管理とか、日報・週報とかで業務量の把握はできるんやから、出社=業務把握は違うと思う。

無駄な業務がなくなる

一番は、無駄な会議への出席。課内定例と部内定例で、全体への共有のためとか言って、同じこと話すだけっていう無駄な時間。しかも、顔見合わせて言う事でもなく、なんだったら、メールで送ってきた内容を再度言うような。余った時間で、一部しか関係ないことを話し出す。その為に30分~1時間も使うぐらいなら、その時間仕事した方が良くない?もしくは、後半は分科会にするとか。
タスク管理やってないところは、これを機にやればさらに管理出来ていいと思う。さっきも言ったように、出社してるだけの人なんか洗い出しできるし。

必要なときは出社するぐらいの臨機応変

画面を見ながら説明したいとか、ビデオチャットを使えば方法としては、無いことはない。ほとんどが、やったことがないからという理由やないんかな?まぁ、そうだとしても、週1ぐらい出社でもいいんじゃないかな。

勤怠管理は報告ベース

Slackでもいいし、報告チャンネル作って、開始・昼休憩・終了だけすればいい。管理できないって言うならば、現状でどれだけ管理出来てるのか一度見直した方がいい。何度も言うけど、出社=業務が円滑に回っているではない。

個人的ストレスからの解放

これは、私の性格・性質によるものが大きいけど、職場に無駄に声が大きい人、キーボードをたたく音が激しい人、文句ばっかり言ってる人、香水がきつい人、私が嫌いな匂いのアロマをまき散らしてる人、画面を覗き込む人、体臭がきつい人、忙しいのに話しかけてくる人などの、煩わしさから解放されたい。
あとは、通勤時間や化粧の時間が削れる。顔に出やすいから、面と向かってよりも、チャットのほうが一呼吸おいて会話ができるとか。

フリーランスという手段もあるけど、より簡単に安定して働き方改革できるのであれば、これが理想ではある。
まだまだ、私が知らないことも多いし、世の中の様子を見ながら、模索しながら、フリーランスも視野に入れて、今後の働き方を考えていきたいと思う。


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