未来のためにできることは何か?という大きなテーマを与えられると自分が出来ることなんて何があるんだろうと少し悲観的になってしまう。 しかし、ふと考えてみる。 未来のために出来ることは壮大なことでないといけないんだろうか。 そんなことはきっとない、むしろ壮大なことなんかではないと思うようなことがたくさん重なることが未来のためにできることなんだと思う。 それを教えてくれたのは僕の家にいる小さな先生たちだ。 40代を過ぎ、出来ることが当たり前になり出来ることよりも
映画「怪物」 タイトルの怪物の意味は何か?ということを考えさせられる作品でした。 ミステリー要素はないわけではないんですが、そこは物語の本質とは違う気がしました。 組織が持っている、世間が持っている、そして誰もが持つかもしれない、すでに持っているかもしれない怪物の要素を突きつけられた気がしました。 物語はビルの火災を起点として3人の視点で描かれていきます。 母親、教師、子供のそれぞれの視点から世界を見ていく。 そうやって物語を追っていくことで、観客は
「カランコエの花」 とてもいい映画でした。 39分と短い映画ですが、心に響く作品でした。 ある学校のクラスで休みになった自習の時間に保健室の先生が教室にやってきてLGBTの話をする。 その授業が行われたのが、そのクラスだけだっということから何人かの生徒が面白がって、当事者がいるんじゃないかと騒ぎ出す。 クラス内でLGBTの当事者がいるという噂で、クラス内の雰囲気が変化していく。 思春期の心の変化や人間関係の違和感がとてもうまく表現されています。
「未来のためにできること」を考えよう!なんて言われると自分なんかに何が出来ることなんてほとんどないんじゃないかと思ってしまう人がほとんどだと思う。 未来のためにできることを壮大に考えるのではなく、「未来のため」を自分事にすることから始めないと、未来のことを考える気持ちは出てこない。 だからまず、自分ができることを考えるにはどうすればいいかを考えなくてはならない。 今、自分は高校で教師をしている。 未来を作っていく子どもと毎日、接している。 子どもと一緒に
映画館の思いで 小学生の頃、映画といえば年に1度のドラえもんでした。 春休みになると家族でドラえもんを観に行くのが楽しみで、来場者特典のドラえもんグッズを毎回楽しみにしていました。 小学校のころは映画館は近くになくて家族で車に乗って出かける特別な場所でした。 シネコンではなく、1つの映画館にいくつも映画が上映されているわけではなく、簡単に行けない場所でした。 中学校になって初めて子どもたちだけで行った映画館は、なんだかとても大人になった気がしたのを覚えていま
自分が仕事で心がけていることを考えてみました。 いろんなことを心がけている中でまず思いついたのが、三国志の張飛のことでした。 なんで張飛!?となると思います。 張飛とは、劉備玄徳と最初に桃園の誓いを立てた劉備と関羽と張飛の3人の1人です。 で、張飛の話なんですが三国志の中で長坂橋の戦いというのがあります。 戦いに敗れた劉備軍が曹操軍から逃げるんですが、途中で追いつかれそうになってしまう。 その時に最後尾にいた張飛が長坂橋という橋で待ち構えて敵と戦うん
どこでも住めるとしたら もしどこでも住めるとしたら海外かなぁとか、そうすると英語がなぁ… いろいろ考えてみたんですが、結局は今、住んでいる場所が1番なんだなぁという結論になりました。 それでも2年間、新潟に住んでいたことがあってその経験は自分の中でかなり貴重なものだったので、その体験を書いてみようと思います。 仕事の関係で始めて住むことになった雪国。 雪かきをした時に始めて、雪国に住むってこういうことなんだなぁと実感しました。 雪かきは想像以上の重労働
和歌山県の伝統産業として紀州備長炭というものがあります。 日本三大備長炭の一つで、平安時代から続くと言われています。 そんな伝統を持つ紀州備長炭づくりですが、後継者不足と材料となるウバメガシの不足が問題になってきています。 ただ僕自身も紀州備長炭という名前は知っていましたが、そんな課題を持っていることは知りませんでした。 たまたま勤めている高校の近くで紀州備長炭を生産している方と知り合いになり、課題を知りました。 また紀州備長炭を制作する過程で大きさが
2月の1週目が終わりました 育児休業期間もいよいよ残すところ2か月になってしまいました。 もう半年もたったんだなと思うとびっくりしますが、次男がハイハイとつかまり立ちを始めたのを見ながらそうか、もうそれくらい時間がたつんだなとすでにしみじみしています。 寝返り、寝返り帰り、一人座りそしてずりばいという成長、母乳から離乳食という変化、そういう毎日の中の少しずつの変化を見ることが出来ているというのは、本当に幸せな時間だなと日々感じています。 長男の言葉の変化や、行
砂場が減ってる 子どもが砂場が好きで砂場がある公園に行きたがるんですが、今どの公園でも砂場があるわけではないんです。 砂場がある公園が減っている気がします。 そして、昔より綺麗な公園が増えてきている気がします。 下がゴム舗装されている公園がかなり多く、土の公園というのも減ってきている気がします。 30年くらい前に自分が遊んでいた公園のほとんどがもうなくなっています。 遊具が撤去され、入口に鎖がされていて空き地にもなっていない元公園が結構あります。
公園での会話 子どもが近くで遊んでいた子どものおもちゃに興味を持って、一緒に遊ぼうと話しかけに行きました。 普段は自分のおもちゃを手放さないのに相手にスッと貸してあげて、相手のおもちゃを借りて一緒に遊び始めました。 違う日には少しお姉ちゃんと知らぬ間に鬼ごっこを始めていました。 また違う日には小学生くらいのお兄ちゃんたちの輪の中心になっていました。 相変わらず子どもには、コミュニケーション能力がバリバリ備わっているんだなと感じてます。 一緒に遊んでく
クリスマスケーキ作り 12月24日はクリスマスイブ。 今年はクリスマスケーキをみんなで作るというイベントを行いました。 ホットケーキミックスを子どもと混ぜて、炊飯器で焼いて半分に切ってクリームを挟んでフルーツをデコレーションして、残念ながら美味しくありませんでした… さらに見た目は綺麗ではありませんが、とにかく楽しく作ることが出来ました。 それが1番なんで問題なしです。 子どもと過ごすクリスマスも今年で3回目になります。 こんなふうに子どもとクリス
お年玉はいつの間にか お年玉と聞いてお金を準備しないと思い始めたのはいつからだろう。 社会人になって給料をもらい始めたころからだろうから、来年で40歳を迎える自分はお年玉をもらっていた期間とあげた期間がそろそろ一緒くらいになる気がします。 そしてこれからは貰えることはなくあげるばかりなので、お年玉は人生トータルでみるとマイナスになる可能性が圧倒的に高いということに今、気づいてしまいました。 子どものことはあんなに楽しかったお年玉、今はまだありがとうと言ってくれる
子どもとの約束 最近、子どもと接している中で公園で帰らない時、お風呂に入らない時「何時になったら帰るって約束したよね。」「あと◯◯したらお風呂に入るって約束したよね。」みたいなことを言ってしまうことが、本当に約束になっているのかと思うようになってきました。 公園に行く時に何時に帰ると伝えて、約束していますが、これって本当に約束をしてるといえるのかと思ってしまっています… 約束の意味をネットで調べると大きく2つの説明が出てきます。 ①当事者の間で取り決めること。
教師は教育の専門家 教師という仕事について10年以上たちます。 教育に関しては多くの人がいろんな意見を持っています。 教育というのは全ての人に関係あることで、ほぼ全ての人が体験してきていることなので多くの人が教育に対して何らかの思いや考えを持っていたりします。 そのこと事態は悪いことではないし、むしろ大切なことだと思います。 教師のやることに任せておけばいいとか、教師が絶対に正しいとも思ってほしいとは思っていません。 ただ根拠なく何となく批判したり、教師
みんなどうしてるんだろう 家の都合で最近、午前中は長男と次男を2人と過ごしているんですが、1人で2人と過ごすってなかなかハードだなと実感しています。 出かける準備をなんとかして公園に行ったりするんですが、長男があっという間に遠くに行ったり、次男が寝てるなぁと思ったら泣き出したりと常に気を抜けません。 2人を1人で見る期間は記憶がないくらい大変と聞いたことがありますが、これで家事もフルでやっていたらそうなるだろうなぁと感じる日々です。 やっぱり1人で2人の世話をす