目の前の敵を倒していく
自分が仕事で心がけていることを考えてみました。
いろんなことを心がけている中でまず思いついたのが、三国志の張飛のことでした。
なんで張飛!?となると思います。
張飛とは、劉備玄徳と最初に桃園の誓いを立てた劉備と関羽と張飛の3人の1人です。
で、張飛の話なんですが三国志の中で長坂橋の戦いというのがあります。
戦いに敗れた劉備軍が曹操軍から逃げるんですが、途中で追いつかれそうになってしまう。
その時に最後尾にいた張飛が長坂橋という橋で待ち構えて敵と戦うんですが、橋が細く敵は1人ずつしか渡れない。
張飛は1対1で戦っていくんですが、圧倒的な強さの前にしだいに相手が怯み、橋を渡ろうとする人がいなくなる。
そこで張飛は橋を切り落とし、劉備のものに逃げて無事に全員が生き延びることが出来る。
史実とは違っていたり、僕の記憶違いの部分があると思うんですが、僕の記憶ではざっくりこんな感じのストーリーです。
その話と仕事とどう関係しているかということなんですが、どんなに大量の仕事でもまずは1対1の状況を作り、倒していく。
複数の仕事を一気にこなそうとするよりとにかく1対1で倒していく、あれこれ考えずにとにかくぶっ倒していくと、とにかくやるべきことは減っていきます。
不思議なことに倒していくと仕事の先が見えてくる、敵がひるんで全体像を見えてくる。
もちろんまだまだ仕事はあってなくなることはないんですが、橋にやってくる仕事がなくなりそうになったら迷わずに逃げる。
橋を落としてとにかく帰宅する。
仕事を残しておいて大丈夫かなとか考えずに逃げる。
大切なことを間違えてはいけません、敵を倒すことではなく、無事に逃げることが最優先です。
明日になれば敵はまた橋をかけて向かってきますが、また1対1で倒していく。
それを繰り返していけば、一気に倒す方法や敵の後ろに隠れている将軍が見えてくる。
最初からどうすれば将軍を倒せるか、将軍はどこかなんて考えていたら大量の敵に飲み込まれてしまいます。
1度に複数の敵を相手にしても同じで、身動きが取れなくなって飲み込まれてしまいます。
自分には逃げるべき大切な場所が背中にあって、倒すのは目の前の仕事だけという状況を作り出せば進むことができます。
ということで、僕が仕事で心がけていることは張飛の逃げ方です。
もし参考になる人がいたら嬉しいです。
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