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人は「見たいもの」しか見ない

本日は、ブリリアントブルーの収録日だった。

文章のフィードバック番組。依頼主のテキストを読んで、課題解決のアドバイスをする。フィードバックの「視点」というのは、自分が抱えているテーマが反映される。自分のコンプレックスを他人の中に発見しやすいことと似ている。フラットに見ようと心掛けるが、どこか引っ張られる部分がある。それは「興味関心」でも同じことが言える。人は、見たいものしか見ていないのかもしれない。

もちろん、フィードバックをする時は、そこで引っかかった要素を一度洗い流してから依頼主へと伝えていった。自分の視点、相手の視点、世の中の視点。一杯のカクテルをつくるように、三つの視点を攪拌させてバランスを整える。シェイカーに材料を入れてシェークする行為ととてもよく似ている。

同時に、今オンラインCafeBarDonnaのゲストに来てくれた吉玉サキさんのインタビュー記事を書いている。あの場所で話した内容も興味深かったが、文章に整理することでより深い領域に理解が到達できる。これだからインタビューはやめられない。

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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 対話のこと、文章のこと、考えるということ。

「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。