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〈対話〉のペイフォワードが実現する社会

ダイアログ・デザイナーの嶋津です。

ダイアログ(=対話)、デザイナー(=デザインする人)。つまり「対話をデザインする人」です。インタビューやファシリテーションだけでなく、ことばによるコミュニケーションの魅力について配信しています。

〈対話〉っておもしろいんです。話し合う中で、課題を発見したり(あるいは課題を解決したり)、ことばがリンクして新しいアイデアが生まれたり、思考がすっきりと整理されたり、こころが調和されたり、やる気が漲ったり。〈対話〉がもたらしてくれる成果物はたくさんあります。言い知れぬ絆が生まれることも珍しくありません。

対話がはじめる前と、終えた後では、考え方やこころの在り様が異なる状態。創造的な思考や感情になれる対話を「クリエイティブ・ダイアログ」と呼んでいます。ぼくはその概念を実感を伴った形で伝えたいし、広めていきたい。そう考えながら日々を暮らしています。

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クリエイティブな状態をもたらしてくれる〈対話〉を体験すると、自分でも〈対話〉をはじめたくなります。

〈会話〉ではなく〈対話〉。何気ないことばのやりとり、情報の交換を〈会話〉と定義しています。〈対話〉は、より深いコミュニケーション。相手の考え方を受け入れ、問いを置いていく。そこから新しいことば(思考)を引き出し、力を合わせて答えを見つけ出す。深い関係性を構築していく作業です。

自分の持っている知識だけでなく、相手の考え方を尊重し、思考や感情に対する想像力が必要となります。それは「やさしさ」ということばに置き換えることができるかもしれません。〈対話〉の中で交換されるやさしさは、お互いにポジティブな感情をもたらしてくれます。

ここで受け取ったやさしさを、〈対話〉を通して誰かに渡してほしい。ぼくはそのように想っています。心地良い対話を体験した人が、さらに別の誰かと対話をはじめる。受け取ったやさしさを、別の誰かに贈り届ける。〈対話〉のペイフォワードです。

【pay foward】
ある人物から受けた親切を、別の誰かにへ受け渡し、新たな親切でつないでいくこと。

それが実現した社会は、よりクリエイティブで、より想像力が豊かで、より調和を重んじる世界になる。何より、やさしい世の中だと思っています。

ぼくは、〈対話〉によって社会を変えたい。

そのためにも、〈対話〉の魅力を発信し、多くの人に体感してもらうことに力を注いでいきたいです。そして、そこで生まれた「やさしさ」を別の誰かに渡せる後押しをしたい。〈対話〉のペイフォワードで、やさしい世界を実現します。



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。