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僕が企画を立てるとき

noteでいろいろな企画を同時並行して走らせています。

〈知性の交換〉

愛の営みは魂の交換であり、親しく話すことは品性の交換であり、本棚を見せ合うことは知性の交換である。

本と手紙の交換をするプロジェクト。本棚から相手に合いそうなものをセレクトして、お互いに贈り合う。その本を介して想像する。その人自身を。今でも度々ご連絡をいただきます。こちら只今15名ほどまでしかお返しできておりません。コロナウィルスの影響で5月6月に仕事が集中し、お返事が滞っております(※来週頭くらいに随時お返しさせていただきます)。


〈Brilliant Blue〉 

まずは自分にとっての「良い文章」について考えてみようよ。だけど、一つだけ言える確かなことは、文章は人に読まれていくうちに磨かれていくよね。そう、読み手が「文章」を育てていくんだ。人に読まれているうちに、輝きが増していく。

池松さん、仲さん、僕の三人による公開フィードバック番組。「作品を批評をする」というよりも、依頼主の想いを受けて、「その課題を解決するためにはどうすればいいか一緒に考える」というスタンスです。その対話の中で、「良い文章とは何か?」という輪郭を象っていきます。

〈ことばのアトリエ〉

「ギフトのためのことばを編む」

ふみぐら社さんとの対話。ことばを選んだり、磨いたり、くっつけたり、切り離したり、そういうことを積み重ねて「ことばの向こう側」にある景色を描く。インスタントなものじゃなく、職人が工房で手間暇かけてものをつくるみたいに。その対話の中で生まれたことばを記事にしてギフトとして贈ります。

教養のエチュードしよう

仕事もあるし、コミュニティも運営しているし、やりたいことは山ほどあるのだけど、それを形にする時間がない(実際に『知性の交換』は少し止まっている)。だから最近、誰かと一緒にプロジェクトを形にすることを覚えはじめた。

僕の頭の中には形になっていないアイデアがたくさんあって、その一つひとつが愛おしいし、まだ半熟の形態で浮遊している状態がもどかしい。『「ポエム」という言葉の価値を上げよう』ということも早く形にしたかったりする。それを、サークルやマガジンのメンバーと一緒にプロジェクト化できればいいなって思います。

僕が考える企画は、おおよそこの3点からコンセプトが生まれています。

1.関わる人の心がわくわくする
2.考えることの訓練
3.何かの価値を高めていくこと

この3つを通して、人生が豊かになっていけばいい。それはnoteの中だけに限らず、仕事でも、日常生活の中でも同じこと。

僕は「言葉」が好きだから、それを使って思考を深めたいし、行動を促したいし、感情を動かしたい。言葉によって「ゆらぎ」を生む。それはハッピーなものがいい。

「教養のエチュード賞」「知性の交換」「黄昏のポエジィ」「Brilliant Blue」「ことばのアトリエ」……改めて企画を並べてみたけれど、どれも僕がつけそうな名前だね。ジブリじゃないけど高い確率で「の」が入っている(今気付いた)。僕は名前をつけることが好き。

ここからは、企画を立てる上で気をつけていることを書いてみようと思います。


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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 対話のこと、文章のこと、考えるということ。

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