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最大の愛でくるんであげましょう 怒りも無知も溶かしてあげる

女の子は、ワガママなほうがかわいい。

わたしの知ってる素敵なご夫婦の奥さまはみんな明るくて、ワガママ。そういう女性が家にいると、男は伸びる気がする。面と向かって「ワガママですね」なんて口が裂けても言えないけど、褒めことば。好きなひとのワガママはかわいいものですし、ワガママを言えない環境はちょっとかわいそうな気もします。

わたしにとって魅力的な女性とは、あどけない少女の部分と、成熟した部分と、恋人の部分と、妻の部分と、母親の部分とがないまぜになった人。要するに、わたしの妻(わたしの場合)。彼女に出会えてよかった。実はこの“少女性”を尊重して大事にしてあげることが、魅力の上では重要で。そこの自由を奪うと他の魅力まで薄れてしまう。あどけなさと気品は両立し、キュートとエレガントは共生できる。

男の子は、女の子の“子”の部分を何としてでも護衛してあげなければならない。“子”の自由を奪う男は、女性を不幸にする。それは、結果的に自分自身をも不幸にする。そのためには、あなたが安心で安全な場所であること。自分らしくいられて、愛と敬意が息づく秘密の花園。その土壌と振る舞いが、一人の女の子を不朽の名作にする。

わたしのドレスは、女性の身体の美しさを引き出すためのはかない建築なのです。

クリスチャン・ディオールのことばを採集。わたしも対話によって、そのひとの本来の美しさを引き出すことができれば。そう強く想う。対話は、しなやかで、はかない運動です。

毎日、短歌を詠んでいる。

ことばも採集しているし、お点前もしているし、文章も書いている。夜は時々、対話パーティを。祝祭的で、甘美で、うっとりするような時間が毎日流れている。浮世から数センチ離れて、燃え滓になるまでロマンティックに生きてゆきたい。


「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。