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「もう一度、訪れたい店(バーもしくはカフェ)」とは【#言語化れんしゅう】
「もう一度、訪れたい店(バーもしくはカフェ)」について考えてみました。
その店、独自の世界観が構築されている。その世界観に浸ることで心地良さと刺激の両方をもらえる。少し背筋を伸ばして、おしゃれして訪れたい空間。新しい発見、インスピレーションをもらえる場所。何かをつくったり、表現することが好きなユニークなお客さんが集い、語り合う場所。日々、ドラマが起こるリッチな出会い。
これは、わたしの考える「もう一度、訪れたい店」の印象。他の人はどういうことに「もう一度、訪れたい店」と捉えているのかと思って、Xで問いかけてみました。
バーやカフェを愛する人に質問です。「もう一度、この店を訪れたいな」と思うお店の特徴は?
以下、届いたみなさんの「もう一度、訪れたい店」をご紹介します。
*
みなさんのお答え
【1】
1人だと、初見の入りやすさは大きいです。継続となると、適度な距離感の居心地の良さです。
入りやすさと、距離感の心地良さ。
【2】
バーについて。 バックバーが壮観で拘りがあり、店全体が清潔感があること。バーテンダーが程よい距離感で話しかけてくれること。他のお客さんが素敵であること。
清潔感とバックバーの壮観、細部へのこだわり。心地良い距離感、そこに集まる人たちの魅力。
【3】
「懐かしい」店です。バーは行きませんが、カフェの窓辺の席に座って、中庭の植栽や遠くの山々や浜辺などの景色を見つつコーヒーを飲んで、「前にもこんな季節のこんな時間帯に、こんなふうにしてたことあるな」って思わせてくれる店です。
懐かしさを味わえる場所。閉まっていた記憶を味わいなおせるような、もう一度自分の体感を味わえるような。おもしろいなぁ。店を通した内省的な味わい方だ。
【4】
地域密着の喫茶店は、常連ではない私の存在を極限まで忘れてくれるから人見知りが発動せずに済むというところが好き。
他人の目を気にせず一人の空間を楽しめる。意外と、そういう場所ってなかったりしますもんね。安心できる場所。
【5】
店員さんがむやみに話しかけようとせず、適度に放っておいてくれる店。客と店員の距離感が丁度よい店でしょうか。
適度な距離感、ある程度“ひとり”であることを楽しめるような空間。
【6】
いつ訪れても穏やかな時間が流れていて、そこで出会う方々との語らいがゆったり楽しい時間になる場所 その空間を作る店主の人柄がとても好ましい場所。
穏やかな空気感とそこに集う者たちの語らいの楽しい場。店主の人柄。
【7】
自分にとって心地よい気が流れていること。清潔感が感じられること。常連さんのレベルが高い(お店の方の馴れすぎていなく適度な距離感を保っていること)。
清潔感があり、心地良い気が流れる空間。常連さんが大人の嗜みをよく理解している。そういう人が集まる場所。
【8】
スタッフが適度に放っておいてくれるお店。飾りが多くなく清潔でシンプルなお店。 あまりオープン過ぎない造りのお店。他のお客さんが集団で盛り上がることの(あまり)ないお店。要は1人でぼうっと考え事や読書ができる場所。
清潔でシンプルな空間。一人を楽しめる場所。考えごとに没頭できる時間を味わえるところ。
【9】
明るすぎず暗すぎない照明と、他のお客さんの層が自分と似ている。店員さんの距離感がちょうどいい。店員さんがわりと裏に籠ってくれる。BGMが大きすぎず小さすぎず流行りの歌じゃない。お冷のグラスが綺麗。椅子や机がガタついたりせず立て付けがいい。ドリンク気持ち多め。椅子がソファーであれば低すぎない、沈み込みすぎないもの。テーブルの高さとバランスが取れて校長室のテーブル?みたいじゃないやつ。
距離感も、調度品も、音楽も、居心地の良いバランスで。ドリンクは気持ち多めがうれしい。この塩梅をトータルでコーディネートするのってさまざまな工夫が要りますよね。
【10】
ピーナッツの皮を床に落とすスタイルのバーがありました。バイト先の先輩社員さんは長い爪で喫煙スタイル、皮をザクザク落とす。いやもうそれはカッコいい大人の女性でした。知らない世界の扉を開けてもらったあのバーをもう1度訪ねたいです。
新しい価値観や体験を味わえる空間。かっこいい人が集まるような場。
【11】
入店した瞬間に感じる非日常。それは香りだったり照明だったり音楽だったりウェルカムフラワーだったり。 「こんばんは」と自然にマスターに挨拶したくなるお店。そこにあるのは安心感と高揚感。もちろん最高に美味しいワインと共に。
五感へもたらすスペシャルな体験。マスターの人柄。安心感があり、同時に高揚感が訪れる。
【12】
お酒をおいしく作り、お酒に詳しく…はできなくても構いません。 自分の機嫌をとるのが上手なスタッフさんがいること、人間性です。 お店の掃除をきれいにしてるとさらに素敵だと思います。
「たくさんのお客様に信頼されるバーテンダーになりなさい。でもそのためにはまず人が問われます。バーテンダーをやめて会社勤めになっても、全うできること。ただバーテンダーとして通用するだけではだめです…」 みたいなことを、最後に働いたお店で教えてもらいました。
掃除が行き届いた、ご機嫌さんのスタッフが営んでいる空間。「人」が大事である、と。「たくさんのお客様に信頼されるバーテンダーになりなさい。でもそのためにはまず人が問われます」っていいことばだなぁ。
【13】
地下に階段を下がった所にあるカフェというか喫茶店で、秘密基地感があり、なぜかお客さんにも一体感があり、薄暗くて心地の良い場所でした。そこに入ってきた10代らしき子が可愛らしく見えました。
秘密基地感、一体感。ドキドキするような、大人の空気感のあるようまな、若者が背伸びをしたくなるような。
【14】
もう一度訪れたいなと思うバーは カクテルに詳しくなくても「こんな感じのが飲みたいんだけど」と相談したら、いい感じのカクテルを作ってくれたお店です。
バーテンダーさんとのやりとりを含めて楽しい体験となるお店。
【16】
お店の人と、お客さんたち、また自分との距離感が「近すぎず遠すぎない」お店です。 でもカフェとバーに求めるものが同じではない自覚があります。 そして各々の店自体を使い分けてもいます。
お店によって心地良い距離感を使い分けている。その心地良い距離感で店を選んでいる。その日選んだ店は、その距離感を求めていたから。
【17】
ウェルカムなムードと適度な距離感!
歓迎されたムード。最初に入る時にその空気感で安心できますよね。あとお店の人との適度な距離感。
【18】
味がよくて、古くても清潔感があって、自然光が入る。 耳を澄ますとBGMが聴こえるくらいの静けさで、常に穏やかな空気が流れている。 押し付けのない店主がいて、常連の人もいるけど常連感を出していないお店。
自然光、清潔感、味が良い。静かで穏やかな空気。心地良い距離感を共有できる人が集まる場所。
【19】
何でも話せる人がいる。趣味の話が思い切りできる人が集まる。インテリアが良い。
心を打ち明けることができる人の存在。これは何物にも代えがたいですね。
【20】
清潔感や味はもちろんですが、空間を取り仕切る方(店長さんとか店員さん)と波長が合うお店です。客層もその方たちに似通うので、居心地がよくて、「また行きたいなぁ」となります。
お店を営む人たちとの波長が合うお店。その波長と調和する人たちが集う居心地の良さ。
【21】
その店の店主のこだわりが有り、落ち着いた雰囲気を持っている。照明も明るすぎない所。
店の人のこだわりがある。お店のこだわりを楽しむのも特別な体験ですよね。明かりを含めた落ち着いたトーンと空気感の場。
【22】
椅子の座り心地とかかっている音楽が好みかどうかです。調度品や雰囲気が好みなお店で、味が不味かったことはないので。カフェやバーに長居することが多いので、居心地良い空間になっているかどうか重視してますね。
調度品へのこだわり、美意識。細部に渡る心遣いは、店のメニューの質ともリンクする。音楽もまた大切な要素。
【23】
マスターの調律がゆきとどくお店です。
マスターの美意識やムードが調和された空間。
【24】
設備は古くとも、めちゃめちゃ清掃が行き届いている。照明、喧騒が丁度良く、読書も快い。
掃除が行き届いていて、光や音が心地良い空間。読書も楽しめるような、一人の時間をゆったり過ごせる場所。
【25】
お客さんがお店を想いお店がお客さんを思ってるのが自然と伝わってくるお店。
店の人とお客さんが相思相愛、想い合っていることが伝わる空間。
【26】
名前が「リメンバー」。
思い出すとまた訪れたくなる。「バー」にもかかっている。人とは違う切り口だ。
【27】
店員さんがコーヒーやお酒のことを色々教えてくれるところ。ご自身が提供されるものに対する愛情が見えるところが好きです。
提供するものに愛を感じるお店。また、それらを通してコミュニケーションがはじまる。それもまた豊かな味わいの一つ。
【28】
マスターの鈍感力が高い店が好きです。敏感すぎると会話も気を抜いてお酒飲めないですし、適度に隙を作ってくれるとリラックスできます。
マスターの鈍感力。研ぎ澄まされていると、こちらも緊張してしまう。リラックスするためには隙や遊びが必要。
【29】
そこにいる時は同じような思いを持つけれど、その後の行き先はそれぞれ違う人たちが集まる、バスの停留所のようなお店です。
人生の旅人たちがふと一息つくために立ち寄った空間。その先々でさまざまなドラマがある。それを感じさせるような場所。
*
全てではないですが、このようなコメントが届きました。
ことばには、人それぞれにイメージがあり、定義がある。それらを読ませていただいていると、わたしの中でも「もう一度、訪れたい店」のイメージがすくすく育っていきました。
これからも皆さんのお知恵をお借りしながら試していきたいと思います。Xのスペースでは、みなさんからいただいたことばを感想を述べながら紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご参加ください。
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。