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「対話」についての対話《後編》【Last Night オンラインバー vol.12】

「対話」で旅をする。

矛盾を抱えて生きているからこそ人間である。「器の大きい人」というのは、それらの矛盾を許容できる人のことであると僕は思っている。多くの書き手がいる中で、〝ナースあさみ〟はそういう人だと思う。清濁併せ吞むように、複数の視点を受け入れた先に、自分の軸の上で言葉を並べていく。

その秘密に迫りたいし、そこで何かを掴むことができれば、「書き手」あるいは「聴き手」として一つ大きくなれる気がする。傾聴力・理解力・想像力・観察力───それらは、インタビュアーとして重要な能力であり、良きライターを形成する資源だと思っている。


ナースあさみさんをゲストに迎えた12回目のオンラインCafeBarDonnaの振り返りの後編です。前編はこちらから。

ここは夜な夜な集まり、密やかに語り合う場所。先日はこのバーで、ナースあさみさんをゲストに招き、インタビューを行いました。テーマは「インタビュー」について。その根底にある「対話」のスタンスを顕在化できればおもしろい。対話を重ねて、「対話とは何か?」を考えました。そこで交わされる言葉、その全てが「対話」を形成する要素です。

ぜひ、お楽しみください。

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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 対話のこと、文章のこと、考えるということ。

「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。