【投資脳014】持たざる者(小資本)だからこその強み

投資脳シリーズの第14回目です!

 

 

今回は、

 

『【投資脳014】持たざる者(小資本)だからこその強み』

 

と題してお伝えしていきます!

 


~~~~~~~~~~~~~~

タイトル  :【投資脳014】持たざる者(小資本)だからこその強み

時間利回り率:~500% 

~~~~~~~~~~~~~~


 


大企業と戦ってはいけない土俵

 

まず根本的に、

「大企業・大手」と「中小・ベンチャー」での

大きな違いは「資本力の差」です。

 

 

ですので、同じ事業領域で戦おうとしても

基本的には資本力のある大企業に勝つのは

難しいでしょう。

 

 

例えば、

アパレルの大手といえばユニクロがありますが、

エアリズムのようなインナーウエアで戦おうとしても

ユニクロの価格と品質を上回る企業は皆無でしょう。

 

 

また、

ハンバーガーチェーン大手のマクドナルドに対しては、

仮に100円でハンバーガーを作ることは

可能かもしれませんが、

この価格帯で勝負に挑んでも採算が合わずに

事業として成立させるのは困難です。

 

 

また、

企業向けのコンサル事業においては、

マッキンゼーのような大手と

同じ領域で張り合っても、

そもそもの知名度、ブランドの違いで

勝つのは困難でしょう。 

 

これら大企業はそもそも絶対数の違いで、

仕入れ原価を低くできたり、

顧客を多く抱えているのに対し、

中小・ベンチャーが同じことをしても

採算が合わずに勝ち目はありません。

 

 

では、どうすればいいかといえば

できるだけ低予算で出来ることから始めて、

かつ、大企業と領域の被らない

「ニッチな分野」で勝負する必要があります。

 

 

もっと言えば、

多くの人をまんべんなく

幸せにしようと考えるのではなく、

限られた特定の人(ニッチな分野)にフォーカスして

提供できるものを考えることが大事です。

 

 

それが、ポジショニングの差別化となります。

 

 

では、次に持たざる者の戦略について

説明していきます。

 

 

 

持たざる者の戦略

 

大企業に所属していた会社員が起業して

何か始めようとする際に、

やってしまいがちな失敗事例としては、

「今までやっていたことと同じことを

 同じターゲットに提供してしまう」

というものがあります。 

 

 

もちろん、

これまで培ってきたノウハウや経験、

人脈などを頼れば100%失敗するとは限りません。

 

 

しかし、多くの場合にこれが成立しないのは、

そもそも環境が全く変わってしまう、

特に、資本力が圧倒的に不足するという壁に

直面します。

 

 

また、大企業の看板、ブランドも外れてしまうため、

一般向けに何か商品を提供しても信用力の面では 

圧倒的に劣ってしまいます。

 

 

このため、

そもそもが大企業と同じ戦略を取ってはいけないのです。

 

 

では、どうすればよいか?

 

 

そのためのポイントとしては、

「無料、または、廉価で利用できる

 インフラやサービスを使って事業を形成する」

ことが重要になります。

 

 

近年はインターネットや情報技術の発展により、

多くの情報が無料で手に入ったり、

インフラが使える環境が整ってきました。

 

 

さらには、

遊休資産をうまく活用できるような

サービスもどんどん出現しています。

 

 

 

こんなにある無料のインフラ、サービス

 

例えば、

何か情報を提供しようとした際に

使えるサービスとしては、

 

・Facebook

・ブログサイト(アメブロ、はてな、など) 

・Youtube

・メールマガジン

・LINE

  

等があります。

 

 

もちろん有料版もありますが、

小規模の段階では無料で使えるケースも

多々あります。

 

 

さらには、シェアリングビジネスといって、

個人の遊休資産をマネタイズできるサービスとしては

以下があります。

 

 

・Airbnb(民泊)

・Uber(個人タクシー)

・スペースマーケット(スペース貸し)

・クラウドワークス(労働力の提供)

・タイムバンク(時間の売買)

 

 

さらには、

オークション、フリーマーケット、Eコマースなど

ネット上で商品を販売できるインフラも多数あります。

 

 

これらの特徴としては、

多くのものは無料、または、

月額数百円~5,000円未満の低予算でも

利用可能なことです。

 

 

ですので、

いきなり大きなことから始めるのではなく、

まずはこういった低予算で利用できるインフラを利用し

事業を始めることが成功への第一歩となります。

 

 

とはいえ、

それでも大企業の方が有利なのではという方のために

発想の転換として

『小予算で始めることの強み』

 

を次に説明します。

 

 

 

小予算で始めることの強み 

 

お金がある方が何でも有利に考えがちですが、

実は小予算の方が有利な面も多々あります。

 

 

①たくさん失敗できる

 

一つ目はたくさん失敗できることです。

 

 

大きなお金を動かしている場面では

一つの失敗の影響が大きくなりますが、

仮に無料で何か始めた場合においては 

失敗してもほとんど痛手をこうむることは

ありません。

 

 

あえて挙げるとすれば、

それまでに投下した時間のロスは発生しますが、

これも「貴重な経験」として、

次に向けて生かすことができます。

 

 

 

②PDCAが早く回せる

 

また、小規模でお金をかけずに行えば

属に言うPDCA(計画→実行→効果測定→改善)を

早く回すことができます。

 

 

結果として、

成功に至るまでの改善を速く行うことができ、

商品やサービスの質を向上させることができます。

 

 

逆に、

事業が大きくなるほど準備や実行に時間がかかり、

一つの結果を得るまでのサイクルは長くかかります。

 

 

こういった意味においては、

身軽で小回りの利く中小・ベンチャーの方が

大企業よりも早く良い結果を生み出すこともあります。

 

 

③今までにないアイデアが生まれる

 

前回のブログでも書きましたが、

人は制限が無い状況では逆にアイデアが

生まれづらくなります。

 

 

というのも、

お金が潤沢にあればあるほど

今までの方法に固執してしまったり、

頭を使わなくなってしまいます。

 

 

逆に、

制限がある状況だからこそ、

それを打破するために必至に頭を使って

何か生み出そうと考えます。

 

 

「資本が無いから出来ない」

と考えるのではなく、

『資本が無くてもできることは何か』

という発想になれば、

新しいアイデアが生まれることがあります。

 

  

これは、逆の意味で言えば

「持っている者の不幸」

 といえるかもしれません。

 

 

今や時価総額3兆円を超えるAirbnbも

当初は「自宅の空き室」という遊休資産を

人に貸すことから事業が始まりました。

 

 

ここには事業を始めるにあたって

大きな資本などはほとんどかかっていません。

  

 

そうやって小さく始めたことでも、

徐々に大きくなり、

ゆくゆくは世界を代表する企業に

数年で上り詰めることも可能なのです。

  

 

 

まとめると

 

一見すると中小・ベンチャーが

大企業に勝つのは難しそうですが、

 

戦い方を変えたり、

持たざる者の強みを生かすことで

大企業にはないものを生み出すことも

可能であることをお伝え出来たと思います。

 

 

前回も書きましたが、

「足りないから出来ない」

ではなく、

『足りない中でどうすればできるか』

という発想の転換が必要となり、

 

逆に発想を転換することが

持たざる者の強みを生かすことにもつながります。

 

 

ぜひ、そういった思考の癖をつけるように

していってくださいね!

 



「複利エンジン」を利用して加速度的に成長する

「投資脳」を身につけよう!

by りょう@投資脳   

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?