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ブラジル1部・ECバイーアの食育

ECバイーアの食育の話をします。

ECバイーアにはクラブ所有のレストランが2つあり、それぞれ育成部用とTOPチーム用とで分かれています。

筆者は毎回育成部のレストランにお世話になっていました。

正直ECバイーアはブラジル1部のクラブにしては食堂は小さい方なのですが、それでも生野菜、パスタ、フェジョン(豆煮込みご飯)、肉と、栄養士によりバランスを考えられた食事が提供されています。

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見ても分かる様に、脂肪などは取り除かれ、アスリート食になっています。


肉と一言には言っても、勿論毎食牛肉、鶏肉、豚肉などを中心に部位や調理方法も変えたりしながら飽きさせないバリエーションがあります。

アスリート食になっていればOKというだけでなく、キチンと人間である事も考えてくれているので、筆者も苦痛なくご飯を食べる事が出来ています。

TOPチームの食堂。

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これは朝昼晩の3食のものではなく、あくまで常備されている間食となります。

疲れをとるフルーツ

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炭水化物

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ハム、チーズ、ヨーグルト、100%ジュース

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育成部には推奨される食品なども壁に貼って紹介さています。

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こちらは育成部の試合時に持って行っている食品群。

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バナナ、リンゴ、肉入りサンドイッチ、水、エネルゲン、コーヒーなど。


また、アミノ酸カプセルもあります。

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コリンチャンスやアバイーFC、アトレチコ・パラナエンセなど、ブラジルのクラブの育成部ではクラブ用意の食事を摂るのが普通です。


自前の食堂を持っているクラブは、正確に数える事は出来ませんが千ほどあるのではないかと思います。
ブラジルにプロクラブは約800近くありますが、そのほとんどが自前食堂を所有しています。

中にはプロカテゴリーを持っていないクラブでも、育成型クラブとしてプロクラブに選手を売り出したり、総合型スポーツクラブとして多競技の部門を持ち、自前食堂も所有しているアマチュアクラブもあります。


お金もかかる事で簡単ではないですが、日本の課題がフィジカルだとするならば、本当は日本人も取り入れたいシステムですね。

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